【PR表記】 
このサイトには、
アドセンス広告及び、 
アフィリエイト広告が、
表示されています。

読書 障がい者

「障がい者だからって、稼ぎがないと思うなよ」を読んでみました。...............

更新日:

この本の最初の方に、
B型事業所の作業賃金の低さについて、 
書かれてありましたが、

私も色んな事業所を見る中で、
雇用契約を結ばないB型事業所では、
違法ではないのですが1日8時間働いてる、
障害者の月収が2万円などだったりで、
疑問に感じる事もありました。

(厳密に言うと作業工賃なので月収ではない)

今は、A型事業所の運営が昔より、
厳しくなったので、B型事業所に、
変えた事業所も多くあります。

著者の方も、そのような疑問を感じて、
ソーシャルファームと言う所に、
目を付けたそうです。

ソーシャルファームは、
ヨーロッパが発祥のようですが、

ソーシャルファームを簡単に言えば、
障害者の仕事の現場で一般企業と、
同じように利益を上げて、

障害者にも、ちゃんと一般の人と、
同等の給料だったり、一般の人の
最低賃金と同じ時給が行き渡るような仕組みを
目指すことのようです。

実際にそのようにやっている、
レストランなどもあるようで、
B型事業所なども改良次第では、
そのようにやっていける要素を秘めている。

しかし、簡単では、ないと思います。

実際、障害者の事業所として、
喫茶店やらパン屋やらをやっている所は、
たくさんありますが、そこ止まりの事が多い。

一般のお店、一般企業と、売上的に、
同等にやっているような所は、少ない。

実際問題、障害者福祉の事業所は、
今、現在、赤字を抱えている所も多い。

会社全体の資金力などがあって、
赤字であっても問題がない所もあるようですが、

福祉事業所として大きな規模の所でも、
赤字を垂れ流して頭を抱えている所もある。

やはり、障害者の事業所も今は、
ビジネス的な観点がないと厳しい。

でも、それを目指す中で、
月収1万円だった障害者の
月収が5万円になり10万円になり、
と言うことが実際に起きている。

それは、障害者の方やその事業に、
関わる人達にとって嬉しく、
夢のある話であります。

働いているのは、障害者ですが、

障害者の事業所としてではなく、
一般の企業や一般のお店として存在すること。

障害があるなしで、どうこうではなくて、
このサービス、この商品だったらどうか?
と言った所で評価される仕組み。
でも、一般人とは、違う。メンタル部分にも、
十分に注意を払わないといけない。
それ故の問題も起きる可能性もある。

客商売であれば、お客様との
トラブルなどにも対応出来ないといけない。

あるいは、逆に障害の長所を
業務に活かすことも出来る。

最初、全然出来なくても、
やっていくうちに、
出来るようになることもある。

活かすも殺すも本人次第でもあり、
周り次第でもある。両方必要。

出来ないとか失敗したとかで、
指導者側がそこで終わりにしないことも、
大事なのかな?とも思います。

優しさ、甘さ、怠惰などが、
前面に出て、厳しさが、
抜け落ちている指導者も結構いますが、

厳しさの伝え方の問題は、
あるかもしれませんが、
厳しさと言うのも必要だと思います。
逆に厳しいだけでも、よくないですけどね。

成長の幅は、健常者に比べて遅いこともある。
それでも、兎と亀のように、ゆっくりであっても、
着実に成長して行くこともある。

また、障害者の支援者側の環境が、
ブラックな状態で、長時間労働で、
人の出入りが激しいと言う事も
色んな事業所の中であるので、
障害者をサポートする人の労働環境や、
メンタル面なども気をつけないとならない。

大木だって多勢で寄りかかるだけだったら、
倒れてしまう。大木が支援者の事もあるし、
それなりに仕事が出来る障害者の事もある。

やっぱり、全体的に調和していないと、
上手く事が運ばなかったりもする。

障害者だけで作り上げる仕事と言っても、
障害者なら誰でもいいわけでもない。

適材適所もあるし他の障害者の方に、
悪影響があるようであれば、
その辺の問題の改善もしないとならない。

世の中には、働いている従業員が、
ほとんど障害者であるのに、
一般企業や、一般人のお店に、
負けず劣らずの年商を叩き出している所もある。

そう言うモデルがあるのですから、
無理な話ではない。ですが、
障害者やサポートする人に無理ばかりさせてもいけない。

売上げばかりを追うと、
失敗した体験例も、
この本の中に書かれてありました。

金銭的には、成功したとしても、
自分達の理念などにそぐわないモノであれば、
結果、行き詰ったりするし潤っている間も、
心が苦しかったりする。

やっぱり、三方良しは、
商売の原点なのでしょう。

障害者の中には、芸術家もいる。

一つの作品でそれなりの値が付くこともある。

だったら、個人事業主で、
やればいいじゃないかとの
意見もありますが、それは、
やっぱり人による所もある。

一発の稼ぎが大きくても、
年間で見た時に、
安定してないといけない。

また、世の中には、
詐欺師などの輩も、
たくさんいる。障害者単独で動くと、
そう言う人に付け狙われる事もある。

サポートする人は、補助的な業務に、
徹しながら、そう言う事にも、
気づける人である事も重要。

ビジネス的に結構、上手くやっている所は、
障害者色を前面に出さなかったりするので、

お客様は、障害者がやっているとは、知らずに、
そのサービスを受けたり、その商品を購入している、
と言うこともあるようです。

何故、障害者色を前面に出していないか?
と言えば、障害者だから、どうのと言った、
同情を受けたりしたくないとの事情があるようです。

本の後半には、障害者の歴史が一部、
垣間見えることも書かれてありました。

昔の時代は、身体障害の人にも、
世間の目が厳しかった時代があった。

それらを変えようとして、
色んな人が動いた結果として、
今の障害者の環境がある。

今も課題は、あるかもしれませんが、
その時代と比べたら格段に良くなっている。

福祉事業は、今、結構、赤字経営の所も多い。

一昔前の福祉事業所だと助成金に頼ったりで、
そもそもの経営力がなかったりもする。

今は、助成金問題も難しくなって来ているので、
経営的視点や経営力がないと福祉事業所も、
運営が厳しくなって来ている所も多い。

だから、一般企業と同じように利益を出すことは、
大事になって来るとは、思います。

しかし、福祉事業の内容によっては、
利益を出せない所も、あったりもします。

例えば、大手企業が社会貢献の一環で、
障がい者事業をやっている所で、
障がい者事業は、ずっと赤字。

だけど、社会貢献で、
やっているので、こちらは、
赤字でも良いと言っていました。

グループ全体では、利益が出ている。
障がい者事業の赤字は、補填できる。

その会社の障がい者事業は、
そもそも利益を追求していない。

そう言う所もあるので、利益を上げるのは、
必ずの目的にしなくても良いケースもある。

-読書, 障がい者

error: Content is protected !!

Copyright© 思考の治療院 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.