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カルマ 障がい者

私宅監置(したくかんち)と言う制度。

更新日:

昔から、重度の精神病と思われる人は、いたそうです。
江戸時代などは、それは、狐や狸などの
憑依だと思われていた部分もあったそうです。
(私は、それは、あながち間違いではないと思います。)

1900年ぐらいには、届出を出せば、精神病者と思える人を
家の物置などに軟禁のような形にしてもいいと言う事が、
法律的に認められたそうです。

その当時は、精神病院や精神科医も少なく、
医療も今ほど発達していなかったから、
仕方がなかった事とも言われています。

1950年に法律改正され、

私宅監置は、禁止になったそうです。

沖縄では、1972年まで残ったと言われていますが、
今、これをやっていると違法であると言う事です。

だけど、私も、過去には、家庭内で重度の精神病と思える者と
一緒に過ごしていた時期がありますので、
私個人としては、正式な精神鑑定を行っているのであれば、
このような制度は、むしろ賛成でもあります。

と言うのも、重度の精神病者と思える人が、
私の身内には、何人かいました。
だけど、精神病院に行く事さえしていませんでした。

恐らく、わりと近い先祖に私宅監置されていた人が、
いたと思いますし、私の身内の何人かは、
本来であれば、閉鎖病棟に
入院させるのが妥当の状態であったと思います。

しかしながら、家族の無知と無関心により、
ごく普通に家の中にいると言う状態でした。

だけど、重度の精神病者と思える者が家の中にいれば、
家庭内は、ゴタゴタの大騒動になります。

家の中で問題を起し、外でも問題を起します。
だけど、逮捕までには、至りませんでした。

運命的に、何故か、他の人なら逮捕されたり、
精神病院に強制入院されるような時でも、
そのまま無罪放免となっていたように思います。

今の世の中でも、サイコパスや自己愛性人格障害だと
騒がれたりしている部分もありますが、
本当に周囲にとって迷惑でしかないのなら、
私宅監置のような対策も必要かもしれません。

異常者は、精神病院に預ければいいと思うかもしれませんが、
まず、精神病院に入院させるまでが大変な事であります。

症状が重いほど、精神病院に連れて行く事さえ難儀な事であります。

私の家族のように、無知だと、精神病や精神病院と言う発想が、
全然なかったりします。当時は、私を含め、目の前の事に精一杯で、
家族一同、そこまで頭が回らなかったのですね。

家が貧乏だったので、病院=お金がかかる=医療費が払えない、
と言う先入観もありました。だけど、あれだけの重症あれば、
国が大部分で金銭的な面倒もみてくれる状態だったらしいですね。

精神病院に連れ行っていれば、即入院となっていた状態だと思いますが、
ずーっと家で一緒に過ごしていました。周りは心身共にズタボロの状態で、
その人物が一家に災いをもたらしたような感じで、私宅監置と言う事が、
行われていたら、どれだけ家族が幸せだっただろうかと思います。

他の記事にも書いたと思いますが、
私の男系の親族は、何人かに一人、
かなり、症状が重度と思える精神病者がいたと思います。
下手をしたら、私の父親やお爺さんも、
そうであったかもしれません。
(父親は、それでも、だいぶ軽い方の症状だったと思います。)

病院に行っていれば、間違いなく精神障害の認定は、受けたでしょう。
私の予想では、何人かは即、閉鎖病棟に行くような状態だったと思います。

私も、その因子だか、遺伝子は、
多少なりとも、受け継いでいると思うので、
これが、カルマなのかもしれませんね。

無の精神療法の著者である
稲福薫さんの話では、苦玉関係と言う言葉で、
説明されていますが、お爺ちゃんやお父さんは、
自らの苦玉を子供に押し付ける事で、
自分の苦玉を軽減してきたとも言えます。
苦玉を押し付けられた子供は、弟など、
自分より下の立場の者に流したりします。
だから、苦玉を流せない最後の者は、
一番、苦しいし、一番おかしくなるとも言えます。

イジメなどの問題も、
このような苦玉関係で説明が付くそうです。

重度の精神病者と関わった事がない人は、
道徳的な事で、私宅監置なんてと、
思ったかもしれませんが、家族の安全、
周囲の安全と言う意味においては、
必要な事であったと思います。

-カルマ, 障がい者

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