近年、障障介護と言いますか、
障障支援になるかもしれませんが、
障がい者の方が障がい者を支援する、
職業に就くケースが増えているようです。
私は、ある程度、
障がい者の世界を知っているので、これは、
わりと良いことかもしれないと思っています。
と言うのは、障がい者の世界に長くいないと、
中々、分かりづらい事も多くあります。
テキスト上の知識だけでは、
現場では、ほとんど役に立ちません。
色んな障がいの人がいて、
まったく同じ障害で、
同じ等級であっても、
色んな個人差があります。
最近は、就労移行支援B型の
利用者から職員になるケースも多いです。
就労移行支援A型だと、
その手の話をあまり聞かないですが、
恐らく、A型事業所で職員になれる、
能力がある人であれば、何処かの企業に、
一般就労する人が多いからだと思います。
A型やB型の事業所では、
健常者のアルバイトスタッフもいますが、
色んな障がいについて無知な人も多くいます。
無駄に知識だけあって、
おかしな決め付けをする人もいます。
元利用者から職員になる障がい者であれば、
事業所の雰囲気、仕事内容、色んな障がいのことも、
ある程度は、把握していることも多いです。
能力的にも健常者の
アルバイトスタッフよりも、
高いと思われるような障がい者の方もいます。
障がい者同士のコミニケーションも取れる。
勿論、利用者から支援者になった事で、
大変な事も多くあるかと思いますが、
今は、A型やB型の事業所に通っている、
障がい者の方も、わりと健常者に、
近いような人も増えています。
障がい者支援の仕事は、
細かいことに察知したり、
色んなことに気づいたりと、
求められることは、多くありますが、
それをこなせる障がい者の方も、
それなりにいるので、
利用者から支援者への転身は、
良いことなのかな?と私は、思っています。
逆に、気づかない。鈍い。
そのような健常者の支援員さんがいるのも、
また、障がい者の事業所の現状であります。
介護の現場と同じく人手不足の事も多い。
障がい者だからこそ分かることもある。
私の知人に、障がい者の
グループホームに介護補助の仕事で、
行かれている方もいます。
その方は、精神の障がいのある方です。
また、健常者の方が入居されている
老人ホームに障がい者の方が、
介護や介護補助の仕事に就く、
障老介護も増えているようですね。
逆に高齢者の方が、
障がい者の介護をする、
老障介護もあるようです。
しかし、傍から見た条件は、
まったく一緒でも、本人が、
苦しんでいるかいないか?などが大事。
深刻な問題としての
障障介護や老障介護もあるようです。
老老介護では、介護する方と、
介護される方の両方が辛く苦しく、
大変と言う現状があるようです。
障障介護にもあると思う。
そこは、何らかのサポートが、
入るべきだと思います。
例えば、障がい者同士の夫婦。
親と子供の両方が障がい者など。
先程の障がい者の事業所でも、
人手不足により、職員側から、
利用者の障がい者の方に、
半ば強制的だったり、
本人にその気になるように、
あの手この手を使って、
職員になるように勧めるとか。
ドロドロした闇のような部分もある。
深刻な問題の方には、
何らかの形で支援、介入が、
必要と思います。
障がい者が障がい者支援の職業に就いた場合、
障がい者の世界には、かなり、
やっかいな症状の人もいます。
例えば、自己愛性パーソナリティ障害。
そう言う人が健常者の世界よりも、
確率的に増えている気は、します。
そもそも精神障害や知的障害には、
アダルトチルドレン。毒親育ちも多い。
そう言う人が集っているのだから、
健常者の世界より、
そう言う人がいる確率は上がる。
そのような人に気づけるか。
気づいた時にどう対処するかなど、
ややこしい問題などもあります。
でも、障がい者同士の結婚がありますが、
高齢者になった時に、
障障老老介護になってしまう可能性もある。
精神障害者の人が増えたことから、
障がい者の全体数も増えている。
その辺のサポートも、
大丈夫かな?と思う所は、あります。
老人ホーム、
グループホーム。
障がい者用の
グループホームや施設もある。
色んな施設や福祉サービスがありますが
それぞれの質も違えば人も違う。