誤解が多い?知的障害のランク、軽度、中度、重度、最重度の違い。

4段階に分類することが多く、
「最重度・重度・中度・軽度」となっています 。
発達期を過ぎ成人した段階において、
知能の発達段階がおよそ
3歳程度以下の人を最重度、
発達段階がおよそ3∼5.5歳程度の人を重度、
発達段階がおよそ 5.5∼8歳程度の人を中度、
発達段階がおよそ8∼11歳程度の人を
軽度とみなしてます。

まず、軽度の話からすれば、
中度、軽度は、
(B1やB2あるいは、3度、4度)
見た目的には、健常者と変わらない。
日常会話も当たり障りのないことなら、
健常者とさほど変わりがない。

B1、B2を軽度とした方が分かりやすいです。

(実際は、B1だと中度扱いになります。)

私の知っているB1、B2の人だと、
車の運転免許を取得し運転している人もいますし、
B2の人ですが会社で2種免許を取得し、
タクシードライバーをやっている人もいます。

だから、関わっていても、
言われない限り気づかない人が多い。

でも、分かる人には、分かる。

軽度の知的障害の中には、
稀に大学を卒業する人もいます。

しかし、タクシードライバーをやったり、
大学を卒業する軽度知的障害の人は、
知的障害の中でも一握りになります。

同じ障害、同じ等級でも、
それぞれ個人差があります。

ごく稀に重度の知的障害でも、
大学まで行かれる方もいますが、

非常にレアケースです。

軽度の知的障害や
境界知能の人でも、
大学まで行ける学力、
あるいは、学校生活、
それが無理な人が多いです。

しかし、知的障害の人と関わる際は、
個人差の部分をいかに、
理解できるか?だと思います。

一つの能力だけの視点で言えば、
重度知的障害が軽度知的障害を
越えていることもある。

世間一般的に表記されている
知的障害の区分けが、
当てはまらないこともある。

私も実際に色んな、
知的障がい者の人を見て、
関わって来た中で、

知的障害の判定が、
本当に大丈夫なのか?
と疑問に思う所もある。

知的障害の判定は、
間違っていないのでしょうけれど、

検査を受け時に、たまたま、
何かがあって、IQが、
下がっていたとか。

最重度、重度、中度、軽度、などの
判定の間違いと言いますか、なにか、
曖昧な部分もあるのではないか?と思っています。

重度知的障害と最重度知的障害

重度と最重度の違いになると、
ますます、分かりずらくなる。

私達が認識していると言いますか、
イメージしている重度知的障害は、
喋れない。人の言葉も理解できない。
パッと見で、それと分かる。

実際は、そんなこともなくて、
私達は、重度と最重度の人を
ごっちゃに捉えている部分があります。

でも、それもそのはずで、
障がい者支援の仕事に従事している人でさえ、
その辺のことを分かっていない人もいます。

YouTube video 

player

ユーチューブをやっている重度知的障害の人は、
その症状の中では、能力が高い傾向は、あると思います。

ユーチューブで人に伝える。
ブログを書いて人に伝える。

そのような表現が、
得意な人がやっているから、
そう思うのかもしれません。

しかし、重度の知的障害であっても、
これぐらいの会話が出来る人もいるとの証明になります。

私達が見て、知っている、知的障害の
そのほとんどが、最重度知的障害の
イメージになるような気がします。

でも、ユーチューブをやっている、
重度知的障害の人を見ると驚きます。

これで、重度?

私も、中度、軽度の知的障害の人と、
たくさん、関わって来ましたけど、
ここまで論理的に話ができる人は、
軽度であっても珍しい。
境界知能でも難しいと思う。

なので、重度知的障害の中でも、
いや、重度や軽度を抜きにした、
知的障害の中でも、会話力は、
極めて高い人になると思います。

大人になってから知的障害が判明した人も、
今は、多くいるそうですが、それまで、
一般の世界に身を置いていたことから、

最初から障がい者の世界にいた人よりも、
健常者寄りになる人が多く分かりずらい。

そして、彼等は、生きずらさこそ、
あったかもしれませんが、健常者の世界で、
生きて来れたと言うか、生き抜いて来た。

大変な事も多かったと思う。
だけど、その中で、
揉まれ培ったモノがある。

従来の知的障害の表記などには、
当てはまらない所は、あるかもしれない。

しかし、彼等も、大人になってから、
判定を受けると言う事は、何かがあったから。

大人になってからだろうが、
なるまでの間であろうが、

何にもなければ、
検査を受ける流れにならない。

だけど、世の中には、
何かがあったとしても、
検査を受ける流れにならない人もいる。

と言う所で、世の中の人、全員が、
知的障害かどうかの検査を受ければ、
健常者として生きている人の中にも、いると思う。

まさか、自分がとか。まさか、あの人がとか。

知的障害には、当てはまらずとも、
境界知能であったとか。

あぁ、やっぱり、となる人もいると思う。

私は、自己愛性パーソナリティ障害の人も、
何人かと関わって来ましたが、彼等は、
理解力が足りていなかったり、浅はかな考えの人が多い。

だけど、健常者として生き、
仕事の能力は、それなりにある人もいた。

検査を受けたら知的障害に当てはまる人もいたと思う。

昔は、IQ85未満の人が
知的障害認定されていたそうですが、
その時代であっても、何かがなければ、
検査を受けるまで行き着かなかったと思う。

実際に知的障害の中にも、この症状の人は、いる。

しかし、大人になってから、
知的障害と証明されるには、

18歳未満までの間に、
その傾向があったと見られる、
何らかの証明がないと知的障害とは、
認められないそうです。

話が大きくズレたような気もしますが、
知的障害の最重度の人が3歳児の状態のまま。

これは、分かりやすいと思いますが、

重度になると3歳~5歳ぐらいまでの発達段階。

と言われては言ますが、5歳の子供は、
日常会話が出来ますし、5歳で成長が、
止まった子供が年齢を重ねれば、知識も増えて行く。

その辺の所が私達が分かっていない所だとも思います。

投稿者:

sayuriyoukonaoko

アメブロ https://ameblo.jp/supirizumu/

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