この漫画をはじめて読んだのは、
私が中学生ぐらいの時です。
行きつけの床屋に、
この漫画のシリーズか、
置いてありました。
田舎町なので床屋屋の数が、
少ない事もあって、いつ行っても、
待ち時間が長かったので、
最初は、暇つぶしで、
読んでいたのですが、
いつしか夢中になって、
読んでました。
ジ・ゴ・ロ 25 /リイド社/檜垣憲朗
posted with カエレバ
220111U【中古】ジゴロ【全31巻】完結セット/檜垣憲朗 ×早乙女正幸【全巻セット】【あす楽対応_九州】
当時は、まだ、世の中的に、
ホストと言う職業があることも、
知られていない時代でした。
漫画だけど、こんな世界が、
あるんだと思っていました。
それから十数年の時を経て、
この漫画の主人公である、
上杉と言うホストは、
実在するホストが、
モデルになっていたと知りました。
昭和時代のホストに詳しい人なら、
分かると思いますが、愛本店に、
在籍していた千葉哲也と言うホスト。
ゴッツイ感じの見た目の人で、
元サラリーマンだけど、
映画などの出演経験も、
ある人だったようです。
歴史と伝統・・・SPECIAL INTERVIEW!! – ホスホス https://t.co/jUCYSaTTMq— 思考の治療院666 (@3b48For6hcCrT4J) May 15, 2022
漫画の中では、
トップダンディーと言う店に、
在籍しています。
このトップダンディーと言う店も、
歌舞伎町に今も存在しているのですよね。
老舗の巨大グループ。
今は、愛本店も、このグループの
傘下になっていると言う話も聞きました。
【グループダンディ創設者】ホスト『高見翔』の年齢は?結婚は?身長は?グルダン誕生までの軌跡! | horeru https://t.co/SsXO9Egb5M— 思考の治療院666 (@3b48For6hcCrT4J) May 18, 2022
昭和時代のホストは、
大きく分けて2種類。
高学歴ホストか、
悪さをしていた硬派なホスト。
(何故か高学歴ホストは、
中退者が多い。。。)
大体、このパターンが多く、
店内での派閥争いなども、
当然のようにあって、
本当に「ジゴロ」の漫画、
そのモノの感じだったようです。
この漫画は、当時、現役の
ホストの人も読まれていたそうです。
昭和時代のホストは、
ガタイが良い人が多かった印象です。
漫画にもそれが描かれていました。
最近、この漫画がコンビニで、
売られていたので、
久々に読んでみました。
パッケージこそ違うモノの
中身は、昔のままです。
やっぱり、いいですね。
古き時代の良きホスト。
今とは、時代が違うかもしれませんが、
今の時代にも通じるモノがある。
しかし、古き時代のホストの人は、
今のホスト業界の事を、あまり、
良く思っていない人も多いようですね。
その方達が口を揃えて言うのは、
ホストの質が下がった。
昭和時代のホストは、
どちらかと言うと職人気質の
要素があったように思います。
時代に合わせた変化も、
必要だとは思いますが、
昔ながらの良い部分を
残しておきたかったのが、
古き時代に活躍された、
ホストの方々の声なのでしょう。
それぞれの時代背景があるので、
売上と言う数字だけで比べられるのも、
昔のホストにとっては、
面白くない事のようですね。
昭和時代であれば、
数百万の売上があれば、
凄いことです。
今の時代の数千万円の売上。
それも凄いですけど昔の時代と、
比べる所では、ないですよね。
『歌舞伎町の伝説。城咲仁。』
⇒ https://t.co/r4IXb02ZuV #アメブロ @ameba_officialより— 思考の治療院666 (@3b48For6hcCrT4J) May 15, 2022
愛本店でカリスマホストと
騒がれた零士さんや城咲仁さんや、
愛沢光さんも、ご活躍されたのは、
平成時代ですからね。
零士さんは、昭和時代からホストを
やっていたかもしれませんが。。
あと、本店ではなくニュー愛でしたね。
だけど、売上は、愛本店のナンバーワンより、
多く上げていたのではないでしょうか?
そして、零士さんのTV出演によって、
ホストと言う仕事が多くの人に認知
されるようになった気がします。
今ならホストと言う仕事は、
ほぼ、誰もが知っている。
昔だと、ホストと言う職業があることを
知らない人の方が多かった。ホストって何?
どんな仕事と言われていました。
「ジゴロ」の漫画は、
昭和時代の描写なので、
それも、懐かしくていいですね。
一説では、昔は、歌舞伎町よりも、
名古屋の方がホストクラブの数が、
多かったとも言われています。
浅田真央さんの父親が、
経営者だったと言われる
カーネギーと言う店も名古屋では、
老舗の有名ホストクラブだったようです。
【浅田真央:父親】浅田敏治のホスト写真↓現在の職業も https://t.co/a6eNfh9vKz— 思考の治療院666 (@3b48For6hcCrT4J) May 15, 2022
でも、まだまだ当時のホストクラブは、
怖ろしい場所だと思われていました。
華やかさがありながらも、
裏の職業に近い要素もあったようです。
私が知っている話でも、
愛本店のナンバーワンホストが射殺された話や、
【歌舞伎町ホストクラブ激動の50年史】 華やかなだけではない“夜の街” の真実を描く! 石井光太『夢幻の街 歌舞伎町ホストクラブの50年』#5 暴力団との癒着~バブル崩壊 | カドブン https://t.co/98tS7WtwwL— 思考の治療院666 (@3b48For6hcCrT4J) May 15, 2022
また別の当時、愛本店の
ナンバーワンだったホストが独立して、
歌舞伎町にグループ系列のホストクラブを作り、
ホスト数名を引き連れて他店に殴り込みに行って、
その店を潰してしまったり営業停止に追いやる。
そう言う事を日常的にやっていた店があったようです。
その当時、その人も、そのグループも、
歌舞伎町で絶大な力を持っていたようなので、
知っている人は、知っている話だと思います。
他の所でも、規模こそは、小さくても、
これに似たり寄ったりの事は、あったようです。
他店のホストや同店のホストと
喧嘩するのが当たり前。
喧嘩になるのが当たり前。
今でも、ない訳ではないでしょうけどね。
昔は、先輩ホストから殴られるのが当たり前。
それは、よくないと、そう言うことをなくしていった。
だから、今の方がホストやる人にとっては、
平和には、なっているような気がします。
気がしますけど、
店やホストが増えすぎて、
どうしようもない店やホストも、
増えた部分もあるようです。
話を漫画ジゴロに戻します。
読みだすと本当に入り込んでしまう。
漫画で読んでいるのに、
映画館で映画を観ているような
リアル感を感じます。
ホストと言う仕事の本質的なモノが、
おぼろげながら分かるような気がします。