これは、楽してお金を稼ぐ事が、
悪いと言う話では、ないです。
楽をしていても、
三方良しの商売であれば、
悪銭では、ないですよね?
働くとは、傍を楽にすることでもある。
効率化の為に仕事を楽にすることも、
必要なこともあるでしょうし、
そうやって商売を大きくされた所もあります。
悪銭身に付かずの悪銭とは、
人を苦しめたり、騙したり、
と言った形で稼いだお金。
しかしながら、そのような形で稼いだ、
お金と言うのは、驚くほど早くに、
出て行く傾向があります。
大きく入っても実入りが少なかったり、
何故か、出費が重む事が多いようです。
また、四六時中、カッ、カッ、して、
怒ってばかりいる人はも、パッ、パッ、
と、お金が出て行く事が多くなります。
それは、悪い稼ぎ方をしていなくても、浪費癖がなくても、
本人の感情が勘定されて精算されてるみたいな感じです。
短気は、損気と言いますが、
金銭的にも損をしているのかもしれません。
お金のことをお足と言ったりもしますが、
人様から兎に角、嫌われている人の元からも、
お金は、すぐに出て行きます。入っても、
その人の元から走り出して出て行きます。
詐欺師、泥棒、高利貸し。
それらの職業に就いていた人で、
結局、手持ちのお金が0になった人も多い。
一時は、凄く羽振りが良くても、
そうなってしまう人は、多いです。
悪銭を溜め込んでいても、
何処かでお金自身が、
破綻しようとする気がします。
しかし、偏に悪人と言いましても、
心まで悪には、犯されていない人もいる。
人格的には、素晴らしい人だっている。
人徳がある人もいる。商売上の演技で、
いかにも悪人に見えるけど、
そうでは、ない人もいる。
運命的な話をすれば、それぞれが、
その道を通るようになっていた。
悪人の道も決して楽では、ない。
勿論、それでも、人を苦しめたり、
蹴落としたり、騙しているのであれば、
何処かで清算されるような事もあると思いますが、
本当に心や人格が素晴らしい人は、
悪事から足を洗った後、
表の世界で大活躍する人もいます。
悪銭は、身に付かずとも、
知識や経験は、なくならない。
その知識や経験を元に、
人助けをする人もいる。
しかしながら、
悪銭身に付かずの話をすれば、
大概は、多くの人に当てはまる。
稀に悪事によって滅茶苦茶に資産を築き、
裕福な生活を続ける人もいますけどね。
そこまで行く人は、何処かで、
人助けも結構している事もありますが、
悪銭身に付かずが必ずしも、
当てはまるとも言えない。
前世と今世が関係しているのであれば、
前世などの清算を今世に持ち越しているかもしれない。
今世で因果応報がなければ来世に持ち越しかもしれない。
私も生まれて間もなくして地獄のような感じでしたので、
やっぱり、前世が無関係とは、思えないのですよね。
前世の事など知らなくても、
今世が来世に持ち越されるなら、
悪事は、しないに越した事は、ない。
人に与えた、痛み、苦しみは、
いつか自分が受け取るのかもしれません。