これは、障害者の世界に詳しい人からしたら、
当たり前の話になりますが、身体障害者、
知的障害者、精神障害者の中で、企業側が、
一番、欲しがるのは、身体障害の人になります。
仕事内容によっては、身体の人が、
逆に無理と言うケースもありますが、
そうでない職場においては、
身体的な問題を除けば、健常者と、
変わらない能力がある身体障害者を欲しがります。
まぁ、精神障害の人も、
能力的には、高い人も結構いますが、
精神障害だと、昔ほどではないにしても、
何か怖いようなイメージもあると思う。
精神や知的になると、
会社も周りも、
どう対応したら良いのか、
分からない所もあったり、
最初から嫌悪感を持っていたり、
そもそも、どんな症状なのか、
分かりずらかったりで、
扱いずらい所があったりします。
それに、実際問題として、
知的や精神の障害の人を雇い入れた事で、
周囲の方の肉体的及び精神的な心労が増える事もある。
だったら、いない方がいいよね、
と思う人もいたりもする。
常時雇用している労働者数が100人を
超える事業主で障害者雇用率を未達成の場合は、
法定雇用障害者数に不足する障害者数に応じて、
1人につき月額5万円の障害者雇用納付金を納付していただきます。
と言うような問題もあって、仕方なく、
障がい者雇用をしている企業もあったりします。
身体障害の人は、身体的な障害を除けば、
健常者と変わらない。配慮するのは、
身体的な配慮のみになります。
企業側が障害者雇用で本音で採用したいのは身体障害
— たきぽよ🐼日本一口下手な発達障害講演家YouTuber (@T2UDFSTpiRw7D49) May 1, 2023
バリアフリーさえ整えたら能力は健常者と変わらないから
発達、知的、精神は能力の問題以外にも、サポートしなければならない健常者社員のリソースを削ってしまうから
この問題は企業も僕達当事者も双方向き合わなければ解決しないぽよ🐼
知的や精神の障害になると、
関わる人は、その辺で、
面倒に思う事もあると思います。
能力以外にも基本的に、
精神や知的の障害者は、五体満足。
身体障害は、五体不満足。
身体障害の方が、
優遇されるのは、ある意味、
当然のことでもあります。
でも、これは、あくまで、
身体障害の症状のみの人の話で、
身体障害と精神障害の合併症、
身体障害と知的障害の合併症の人もいます。
昔と比べたら多くの企業が、
障害者雇用をしていますが、
知的や精神の障害者の雇用が、
近年増えたのに対して、
身体障害の雇用は、昔からあります。
だから、それなりの配慮の仕方や、
準備が整っている企業もある。
逆にバリアフリーなどの
設備が整ってなく不自由を感じたなどの
身体障害の方の声も聞く事もあります。
バリアフリーがあっても、車椅子や松葉杖の人は、
ちょっとした段差などが、動きずらい事があるのですが、
ちょっとした段差は、そのまんまにしてある事もあります。
私も障害者の事業所で、
松葉杖の人が何度も転んで倒れた場面に、
遭遇した事もありますし、身体障害の人は、
周りの動きによって本人の身体的負担がかかる事もあります。
だから、バリアフリーだけで安全だと思ってもいけない。
通勤問題
車椅子の方の通勤問題として、
電車やバスなどの公共交通機関で、
通われている方は、運転手さんに、
乗り降りの介助をしてもらったりで、
本人も周りも大変になる事もあります。
本人の体の負担だけでなく、
心理的な負担。混雑時などで、
周りに迷惑をかけているのではないか?
などの気持ちで辛くなる事も、
あったりするようです。
また、車椅子の人を
お構いなしに押し退けて前に前に、
行こうとする人が結構いるなどの
声を聞く事もあります。
リモートワークで、
働いてる人もいますが、
身体障害の人、みんながみんな、
それが出来るわけでは、ない。
地方だと車椅子の方の多くが、
車通勤をされていますが、
もしも、事故などに遭った際は、
健常者よりも肉体的負担が、
大きくなるなどの危険性もあります。
身体障害の方は、通勤だけでも、
凄く大変な思いをされている。
逆に健常者の人から、
通勤ラッシュ時に、
朝の忙しい時間帯に、ああ言う人は、
邪魔だと言う声を聞く事もあります。
だから、両方の声を聞いて、
通勤時間帯をズラすとか、
例えば、午前中は、リモートワークで、
昼からの出勤が出来るようにするとか、
お互いの折り合いが付く所、
お互いの負担が大きくならない所で、
上手くやれる所は、やるのがいいですよね。