ヤンキーや不良の世界では、
喧嘩の強さを競ったりもします。
だけども、実際には、
本当に強い奴って言うのは、稀だと思います。
今の時代は、朝倉未来とか、
そうなるでしょうけど、昭和生まれ、
昭和世代を対象にしたいと思います。
よく喧嘩で誰にも負けた事がない
と言う人がいますが、
自分が勝てる相手しか選んでいない
と言うような人もいます。
悪人の世界は、卑怯者も多いですから
素手の喧嘩なのに武器を使う奴とか色々います。
喧嘩には、ルールがないのだから、
それも仕方がない部分はあるのかもしれませんが、
汚い手段を使う奴も多い。
素手の喧嘩にしても、
大概は、お山の大将レベルで、
噂だけが一人歩きして、
大して強くもない奴が、
強いと言う噂になっていたりもします。
中には、滅茶苦茶に弱い奴さえ、
強いと言う噂が一人歩きする事さえあります。
噂と言うのは、勝手に話が大きくなってしまう部分があるので、
それも仕方がない事かもしれませんが、
本当に喧嘩が強い奴は、少数しかいないのは、事実でしょう。
喧嘩最強と言っても、日本最強、世界最強を決めるのであれば、
井の中の蛙であった事を知る者が大多数であるでしょう。
コイツとコイツが戦ったら、
絶対、アイツが勝ったけど、
交える事がなかったとか、
悪運のような要素もある。
そんな中で、芸能人(芸能人以外も含む)の中でも、
私が本当に喧嘩が強いと思う人を紹介したいと思います。
私が本当に強いと思う人は、プロレスラーレベルの人と、
喧嘩が出来そうな人と言う事です。
安岡力也
まず、もう亡くなっていますが、安岡力也さん。
体が大きかった事もありますが、プロレスラーの、
ブッチャーを殴り倒したなどの逸話もあります。
でも、息子さんの話だと、ブッチャーに会ったら殺されると言って、
その後、しばらくは、身を潜めていたそうです。
中学時代は、相手が50人ぐらいの喧嘩でも圧勝だったそうです。
芸能界に入ってからも、内田裕也さんの
用心棒のような役目をして本職の方から、
体を張って守ったなどの逸話もあります。
少林寺拳法と言う映画に出演された際には、
少林寺の魅力にはまり、その後、8段ぐらいまで取られたとか。
宇梶剛士
元ブラックエンペラーの総長と言う事は、
誰もが知っている事だと思いますし、
喧嘩の強さも、語り継がれています。
だけど、私が、彼の事を凄いなと思ったのは、
30歳を境に、怒る事をピタリと辞めたと言う逸話の方です。
30かそこらで、中々、ピタリと辞めるまでの事は、出来ないと思ます。
勿論、何か、よほどの事があれば、怒る事もあるかもしれませんが、
怒る事は、損な事だと分かっているからそこ、ピタリと辞めたのだと思います。
だからこそ、静かなるドンのような感じで、
今でも、威厳を放たれているのだと思います。
彼自身は、暴走族の総長をやっていた事は、
随分昔の話なので、もう、どうでもいい事だと思うのですが、
メディアには、それを求められ、自分が当時の事を語って、
喜んでくれる人がいるならと言う思いで、
バラエティなどでも、当時の事を語っているのだと思います。
前田日明
冒頭にプロレスラーレベルの人と
喧嘩が出来そうな人とあげましたが、
前田さんは、プロレスラーであります。
だけども、不良として、
高校時代からヤクザと喧嘩したりと言った逸話があります。
一説では、高校時代は、
まだ、70キロぐらいしか、
体重がなかったそうです。
その時代に大相撲の大関か何かに、
ケンカを挑もうとした事もあったとか。
他にも米兵5人をボコボコにしたと言う事実かどうか、
確証は取れないのですが、そんな噂もあります。
だけど、私が思うに、色んな情報を考慮して、
昔から、体も大きかったでしょうし、喧嘩もすれば、
強かったのでしょうけど、それほどには、
喧嘩をした経験がないように思います。
だから、本当に強い奴は、
喧嘩などしないと言う事が当てはまると思います。
しかし、今でも人を威嚇する要素が見受けられるのは、
少し、大人気ないなぁと感じる事もあります。
今は、アウトサイダーと言う格闘技イベントを開催して、
色んな不良の更生の場になっているのかどうかは、知りませんが、
不良やらヤンキーの間では、人気の格闘イベントとなっているようです。
赤井英和
この人の喧嘩の強さも、有名すぎるほど、有名です。
でも、どちらかと言うと正義の不良であったようで、
自分の高校の生徒がカツアゲにあったと聞けば、
一緒に行って反撃したと言う心温まるエピソードもあります。
自分より立場の弱い者には、手を出さず、
むしろ、助けるような役目をされていたらしい。
だけど、不良を見れば、闘争心が湧くのか、
喧嘩をしたくなって、実際に喧嘩をしていたそうです。
渡辺二郎
ボクシングの
渡辺二郎さんも、
ボクシングをはじめる前から
地元では、喧嘩の強さで、
有名だったそうです。
しかも、あの時代に大卒。
何かの番組に出られた際、
一番強いのは、やっぱり、
ベビー級だと言いました。
その後、失うモノが、
何もない奴が一番強い、
と言いました。
まだ、裏社会に足を
踏み入れる前の事です。
前兆は、あったのですよね。
素手の喧嘩が、
どれほど強くても、
武器を使う奴だって、
いっぱいいる。
裏社会の住人なら、
時には、拳銃だって使う奴もいる。
強さが仇になる事もあると思う。
でも、渡辺二郎さんも、
ボクシングで元世界チャンピオンの
経歴を持ちながら暴力団になるとは、
異色の経歴ですよね。最近は、
暴力団から足を洗ったとの情報を見ました。
花形敬
随分、昔の人ではありますが、
今でも、その喧嘩の強さが語り継がれる花形敬さん。
漫画の花山薫のモデルは、この花形敬さんだったとも言われています。
しかし、残念と言うべきか、花山薫を知っていても、
花形敬さんを知らない人が多い。
だけど、漫画で描く、花山薫さんのように、
やっぱり、体も大きく喧嘩も強かったらしい。
花形敬さんは、渋谷の安藤組の組員でした。
安藤昇さんも、めちゃくちゃに喧嘩が強いと言われていましたし、
安藤昇さんの友達の、加納貢さんも、
それ以上に強いと言う噂はありました。
(加納貢さんも、象さんパンチと言われるパンチで、
プロレスラーをぶっ飛ばしたなどの逸話があります。)
花形敬さんの強さは、加納貢さんと同じか、
それ以上であったと予想します。
プロレスラーの力道山に詫びを入れさせたとの逸話もあります。
ただ、本当に喧嘩最強を決めるのであれば、
花形敬さんと加納貢さんの戦いをして欲しかったとも思います。
加納貢さんのエピソードもたくさんありますが、
私が個人的に好きなエピソードは、
学生時代に道端で雲を突き抜くような
背の高い大男に喧嘩を売られ、
加納貢さんは、内心、
このまま謝ってしまった方が早いんじゃないか
と思っていると体が先に動いて、その大男を
投げ飛ばしてしまったそうです。
その時、その力に自分自身でも驚いたそうです。
恐らく、加納貢さんは、潜在意識の力を
使いこなしていたのではないか?と思います。
花形敬さんの話に戻りますが、花形敬さんは、
当時の、国士舘の番長、石井福造(後の石井会会長)を、
中学時代に、向かい合っただけで、
詫びを入れさせたとの逸話もあります。
加納貢さんや安藤昇さんの名前を上げたので、
ついでに、もう一人、その時代に、
喧嘩が強いと言われた人を紹介します。
その人の名は、万年東一。
はじめて、安藤昇さんが万年東一さんと出会った時、
その威圧感に圧倒されたと何かの本の中で語っていました。
安藤昇さんの先輩になる人ですが、
この人の喧嘩の強さも有名だったそうです。
真樹日佐夫
この方も、もう亡くなっていますが、
極真空手の大山倍達の一番弟子になるかどうかは、知りませんが、
空手家で、自分の道場も開き、喧嘩の強さも有名であった人です。
漫画家の梶原一騎の弟でもあります。
だけど、自分で話を大きくしてしまう癖があったとも言われています。
だから、強いには、強かったのでしょうけど、
信憑性には、少し欠ける部分もあります。
酒に酔って暴れる外人のプロレスラーを二人がかりで、
取り押さえたなどの逸話や、
30人近いヤクザに囲まれ勝利したと言う逸話。
他にも諸々の逸話があります。
花形敬とタイマンを張って引き分けたとの逸話もありますが、
これは、どうも、信憑性が薄いとの情報もあります。
むしろ、引き分けよりも、花形敬には、負けたと言う話であった方が、
より、信憑性を増したような気もします。
北芝健
元刑事として、一時は、TVにも出演されていましたし、
彼の半生を漫画にした本なども発売されています。
子供の頃から喧嘩の強さは、一級品であったそうです。
自分のおじいちゃんに、護身術か何かを叩きこまれいたそうです。
そして、だんだん、不良やらと喧嘩する機会が増え、
その癖は、警察になった後も、抜けなかったそうです。
だけど、当時の警察学校は、ヤクザと喧嘩をすれば褒められたそうです。
だから、北芝健さんにとって、警察と言う仕事は、
楽しくて仕方がない職業であったそうです。
一歩間違ったら自分も不良の世界に
足を踏み入れていたかもしれないと語っていましたが、
彼の中に眠る正義感が、そうはさせなかったのでしょう。
正義の鬼として、警察で、その力を発揮されました。
刑事の世界は、ヤクザなどを相手にするのだから、
喧嘩の強さも、それなりに必要な側面があるそうです。
今は、横浜の芸能事務所で元プロレスラーの大仁田厚さんと、
同じ事務所に所属されていたように思います。
小沢仁志
この方の喧嘩の強さも有名です。昔、ワルだった事も有名です。
数々のスタントを自分でこなすと言う事で、根性もあると思います。
プロレスラーと喧嘩が出来そうに思える人物と言う事で、
少し、微妙なラインであるとは、思いますが、
それを言えば、赤井英和さんも、そうだと思うし、
小沢仁志さんなら、いざ、喧嘩となれば、
プロレスラーが相手でも、
根性で乗り切って行くような気がしました。
小沢仁志さんと宇梶剛士さんが、
何かで揉めて、絶縁状態にあり、
間に誰かが入って、その後、
和解した話があります。
その話、自体は、有名のようですが、
そもそも、何故、揉めたのか?
その辺の情報を調べてみましたが、
私には、分かりませんでした。
例えば、喧嘩して、
小沢さんが勝っていたなら、
小沢さんは、かなり上位になると思う。
そもそも、この二人は、
色んな芸能界のアウトローの人が集る店で、
一緒に飲んでいたそうですね。
星野勘太郎
伝説のプロレスラーと呼ばれた人に、
星野勘太郎(ほしの かんたろう)さんと言う方がいます。
67歳の時に肺炎で亡くなられましたが数々の伝説は、
今も語り継がれています。
どんな伝説かと言えば、レスラーになる前は、
喧嘩ばかりしている暴れん坊だった事です。
高校時代は、ボクシングもやっていたそうですが、
外での喧嘩も数知れず。口より先に手が出る人だったようです。
後にプロレスラーになるような人ですから、
そりゃ、強かったはずだと思います。
だけども、プロレスラーになってからも
その暴走ぶりは、止まらず、リング外でも、
後輩レスラーや敵対するレスラーを
ボコボコにしたりなんて事もあったそうです。
星野勘太郎さんは、身長が170センチと
プロレスラーにしては、低めなのですが、
身長190センチ以上ある前田日明さんを
ボコボコにしようと前田日明さんの
控室にまで乗り込んで行った事もあるらしい。
彼には、20センチの身長差など関係なかったのでしょう。
ビートたけし
この人も本職の人相手に
喧嘩する事がしょっちゅうだったそうです。
たけし軍団の人は、暴れる、
たけしさんを止める役目
だったと語られてました。
でも、たけしさんは、そう言う経験が、
映画制作に活かされていると思います。
【まとめ】
今回、例に挙げたのは、体が大きい人達になりますが、
喧嘩の強い人には、小柄な人、ガリガリな人もいます。
以前、紹介した合気道の達人も、小柄な人です。
合気道の達人・植芝盛平(うえしばもりへい)
そして、また、霊の憑依によって、喧嘩が強くなる人もいます。
戦国時代やらかに活躍した武将の霊が乗り移ったりで、
喧嘩には、強くなりますが、悪霊の憑依なので、
自分や家族などの人生が、
滅茶苦茶に破壊されたりもします。
合気道の植芝盛平さんのような感じだと、
正義の指導霊のようなモノが付くと思います。
私が思うに、喧嘩の強さとは、
肉体だけでなく、霊体の動きも、
関係しているように思います。
まぁ、基本的に、喧嘩などは、よほどの事情がない限り、
しないに越した事はないと思います。
今の時代は、喧嘩したら、
すぐに捕まってしまいますからね。