今回は、水波一郎(みずばいちろう)さんの
電子書籍を読んでみました。
まず、この電子書籍を読もうと思ったのは、
以前、このブログのコメントで、
小出遥子さんのユーチューブの存在を
教えてくださった方が、今度は、水波一郎さんの
HPを教えてくれたことがきっかけとなりました。
(この本を読んだ感想は、この記事の下部になります。)
死後の世界が見える人は、
たくさんいるようですが、
共通している部分もあれば、
そうでない部分もある。
地球人が見たり聞いたり繋がったりしている、
あの世や、幽霊や霊界の話は、この世の中の一部であり、
本当の、あの世と繋がったり見えたりしている人は、
ほとんどいないと言う話もあります。
死んだ後に、どうせ分かるのだから
知らなくてもいいことかもしれませんが、
死ぬ前に知っておきたいと言うのも人間の心理です。
そのような前置きをした上で、
今回は、水波一郎さんの話に耳を傾けてみました。
水波霊魂学
契山館広報部
この世には、この世の法則があり、
あの世には、あの世の法則がある。
この世の善悪は、あの世の善悪とは、違う。
それは、近年の宇宙に
善悪は存在しないと言う話と
似ている部分もあるかもしれません。
誰が、どう見ても、
地獄行きだと思われた人が
上の方の世界へ行き、
誰が、どう見ても
天国行きだと思った人が
地獄で苦しんでいることがある。
普通で考えたら、そんなバカなと思うのですが、
これこそが、この世の常識は、あの世の非常識。
この世は、舞台。この世は、役者。
この世での決められたお役目を見事に
演じきった人の方が、あの世において、
上の世界へ行きやすいのかもしれません。
役と言うのは、悪役のこともある。
だから、そんなバカなと言うことが起きる。
この世が舞台であるなら、与えられた
お役目をまっとうするのが使命。
私の爺さんも、どう考えても地獄行きと思う人でしたが、
死後の世界が見える人、何人かに視てもらった時には、
私の家系で他界してる人達の中でも、あの爺さんが、
一番、自由自在に、あの世で飛び回っていると言われました。
(それが必ずしも正しい答えでは、ないと思います。)
この世が魂が演じる舞台なら、
誰も好き好んで悪役などやりたくないはずです。
だからこそ、悪役ほど魂レベルが、
上のことがあるとも言われています。
かと言って許せない相手を
許せと言う話でもないです。
カエルの子は、カエルになり、
毒親の子は、毒親になると言われる通り、
何かに気づき克服しないと同じ因が繰り返される。
この世の中の一つの視点だけで見れば、
悪影響の方が圧倒的に多いです。
あの爺さんも現実的には、今でも私の中で、
恥ずかしくて迷惑な爺さんです。
そうは言っても私自身のカルマの法則として、
地獄のような環境を選び生まれて来たのかもしれない。
生まれて間もなくして地獄絵図のような感じでしたから、
かなりのカルマは、抱えていたように思います。
そして爺さんも、
悪役を演じる為に、
生まれて来た訳でなければ、
地獄に一直線の生き方をしていたと思います。
私も随分前に夢の中でのことですが、
一部の地獄と思える場所を見た事があります。
赤い血の池があって、血のオーラが漂う場所。
ドロドロした雰囲気で、蛇やトカゲなどが、
体の周りにウジャウジャいて、そこで苦しむ人達。
生前から不平不満や人の悪口ばかりを
言っていたような人達が辿り着く場所のようです。
そこで苦しんでいる、たくさんの人達がいました。
これが、ただの夢だったのか、
そのような世界が本当にあるのかは、分かりません。
本を読む前の感想
まずは、水波さんの本を読む前に
私が個人的に思っている事と、
水波さんのサイトや動画を見た感想です。
少し偏った部分もあるように感じられましたが
これも一つの真実ではあると思いました。
肉体を脱いだ私達は、霊体や幽体、霊魂として存在する。
幽体より高度な体が霊体になるそうですが、
死後のはじめは、幽体として存在するようです。
水波さんは、主に幽体の話をされているように思います。
(私の解釈が違っている可能性もあります。)
だけど、私の解釈が違っていなければ、
天国や地獄も幽体には、存在する。
今、幽界の消滅などの話も言われてはいますが、
幽界がなくなっても、イコールで幽体もなくなる
と言う事ではないのかもしれない。
幽体から抜け出て霊体優位になると、
また違った展開になるのでしょう。
私自身も人生の中で、幽体か霊体かは、
分かりませんが、その体の存在を感じたことが
何度かあります。その存在に命の危機とも
思える状況の中を助けて頂いたこともあります。
(その時は、守護霊と思える存在も
動いていたような気がします。)
肉体を着ている今も、幽体(霊体)は共にあり、
この世で色々我慢している人ほど幽体が、
歪んでしまっていることがあるそうです。
自分や周囲が人格者だと思っていた人。
良い行い。善行をしていた人が、
死後、暗い世界へ入ることもあって、
何故?と思うようなこともあるらしい。
この世で我慢することが多かった人ほど、
その傾向があるようです。
だから、この世においても、適度に生き抜きと言うか、
ネガティブ抜きをした方がいいかもしれないですね。
この世で美徳とされていること。
それをやる為に何かを我慢したり、
ストレスを溜めたりしてやっているのなら、
それは、あの世的には、マイナスな出来事。
あの世では、心の中で思ったことが
ダイレクトに相手に伝わる世界。
念の影響も強い世界。
生きている間にも、
肉体意識がありますが、
肉体意識と同時に
幽体意識もあって、
この意識のズレもある。
前世などの記憶や因果関係なども
幽体が関係しているのかもしれないですね。
この世で思っていた想念なども幽体に影響している。
だから、自分は、天国行きだと思っていた人が、
そうではない世界へ行く事もある。
この世における幽体の存在が、
あの世における幸不幸を決める。
幽体の穢れがあると下の方の世界に行く。
また、自殺した人が、あの世へ行って
苦しむと言うことも言われていますが、
そうではないこともあるようです。
あの世は、思った瞬間に何でも叶う世界。
だけど、自殺した人が、みんなそうなれるか?
と言うと、それもまた、どうやら違うようです。
霊界には、色んな階層がある。
普通に生きていた人でさえ、死後、最初は、少し苦しむらしい。
それは、この世とあの世の違いに、とまどうからでもあるようです。
物質の世界から抜けているので、
その感覚に慣れるまでに多少の時間がかかる。
そして、地獄のような場所から一瞬で、
抜け出ることができるのも、あの世の為せる業。
スピリチュアルでよく言われている、
死後、人は、光に還るだけであると言う話もありますが、
それは、幽体を脱いだ後の話で、幽体レベルに留まっている間は、
やはり、地獄と言うモノも存在し体験するのかもしれません。
幽体があるから地獄がある。幽霊がいる。憑依がある。
あの世の世界は、この世の世界より広大無辺。
私達の知らない世界がたくさんあると思います。
個々の存在としても、
一人一人が自分自身で
創り出し、映し出している世界が、
この世だと言います。
すべての現実は、私の周波数で映し出している。
それは、あの世においても同じでしょう。
さらに、あの世の方が、
意識や想念が拡大されると言います。
自分以外が存在していないから、
相手に対して思っている事が、
ダイレクトに自分に返って来る。
これを辞めない限り同じ事の
繰り返しであるのは、この世も
あの世も共通の法則だと思います。
死後の世界の方が思ったことが、
即座に出現する世界であるようです。
この世において染み付いた心や思考の癖。
あるいは、魂や意識の状態。
それが、あの世では、即座に映し出される。
悪想念の人は、自らで
地獄を創り出しているのかもしれない。
地獄も極楽も自分の心の中にある。
それをダイレクトに映し出すのが死後の世界。
これが事実かどうかは分かりませんし、
もっと複雑な事が色々あるのかもしれませんが、
いずれにしても死んだ後には、分かると思います。
どっぷり嵌り込んでいる間は、分からないかもしれません。。。
この世のことでさえ分からないことが多い。
あの世のことなら尚更、分からないことが多い。
人生は、壮大なドッキリみたいなモノで、
生前も死後も何かに気づいた時には、
ドッキリ大成功と言う事かもしれません。
前回の記事に書いた、この世の主な目的は、
カルマの解消と言うこともあります。
カルマの解消の為に、この世に来ているのに、
カルマの上塗りをしていることも多いのかもしれない。
本を読んだ後の感想
いよいよ、本題の、この電子書籍を読んだ感想です。
水波さんが霊魂から聞いた話のようです。
この世の善悪は、
生まれ育った国や環境によって、
植え付けられて来た要素も多い。
それぞれの地域や国の多数意見で、
それが善とされている事が多い。
それらのことは、霊的な善悪とは、別物。
霊魂の世界では、幽体と言う体で生きている。
裁きによって、地獄に行く事は、ない。
だけど、その幽体に見合った世界に行く。
幽霊の状態によっては、
地獄のような世界へ行く事もあるのでしょう。
逆に、この幽体が輝いている人は、
極楽浄土のような輝いた世界に行くようです。
霊的な法則は、人々の心の中とは、無関係に動く。
だから、霊的な真実を知っておいた方がいい。
それは、この世の善悪や、この世の基準とは、違う。
法律的には、正しくても、霊的には、間違っている事も多い。
個人の善悪も、霊的には、違う事も多い。
この世の常識は、あの世の常識と正反対のこともある。
この世において、
一般的に不幸と思えることを
体験している人を助けることが、
必ずしも善とは、言えない。
それは、その人の
カルマ解消の為に
起きているのかもしれない。
そのチャンスを奪ってしまえば、
むしろ、それは、罪になるかもしれない。
だけども、こんなことを
四六時中考えていては、何も出来ない。
しかし、現世利益を求める人は、多いですが、
死後利益(利益と言う表現もおかしいですが。。)を
求める人は、あまり多くは、いないような気がします。
肉体に入っている私達は、100年生きたとしても、
蝉のように儚い命。死後の世界の方が、ずっと長い。
真実かどうかは別として、
死後の世界に耳を傾けておいた方が後々、
役立つ事もあるかもしれないですね。
例えば、この本の中に
イジメ問題について書かれてありますが、
霊魂から見ると被害者も加害者も共に、
攻撃的な念を発信していると言います。
双方が悪い霊魂の影響を受けている。
私には、その辺のことが見えるわけではないので、
これが事実なのかどうかも分かりませんが、
これも一つの真実では、あるのでしょう。
霊魂の世界
霊魂の世界では、テレパシーで会話が出来る。
霊魂になって、しばらくは、元の人間の姿形をしていますが、
長くいると姿形も自由自在に変えられるようになる。
死後、幽体で生きる世界と
死後、霊体で生きる世界がある。
多くの人は、この世を生きている間に、
幽体をボロボロにしているので、
まずは、それに、ふさわしい所へ行く。
この世の霊媒師なども、
その霊媒師の幽体の力に近い
霊魂が通信していることが多い。
高級霊魂の振りをした霊魂と通信をし、
間違いだらけの情報を降ろしたモノが、
この世には、たくさん散らばっている。
霊的な話の類には、
分かりずらい偽物情報が蔓延している。
霊能者自身の能力不足や勘違いも多い。。
霊魂自身が嘘をついていて霊能者が、
それをそのまま信じて伝えてしまう事がある。
霊魂自身の勘違いもあるようで、
こうなると、何が本当で
何が嘘だか分からなくなる。
低級な霊魂ほど人間に干渉し、
高級な霊魂ほど、あまり人間に干渉しない。
多くの、この世の善人だった人が死後、
下の方の世界に行っている。
そして死後の世界は、
自分と同じレベルの
同質な霊魂が集っている。
この世の善や悪や美は、
霊的な世界の常識とは、無関係。
この世の基準は、この世だけのモノ。
どうやら、心の奥の奥の状態。
意識の奥の奥の状態。
潜在識もそうですし、
幽体にも意識があるそうです。
それが、死後の世界の
行き先を決めるようです。
心の表面だけを、いくら綺麗にしていても、
中が汚れていては、ごまかしが利かない。
意識の奥の方だから気づかなかったと言っても、
あなた自身の意識の中に隠し持っていた。
それも含めて、あなたでしょってことでもあるらしい。
そして人が、普段出している念。思い。
これも、自分や相手の幽体に影響を与えているそうです。
他にも、この本の中には、幽体や霊体を
トレーニングする方法なども書かれてありましたが、
それに関しては、私は、あまり興味を持ちませんでした。
気になる方は、この本を読んでみてください。
霊能者の見分け方の話は、
複雑ですが、かなり参考になると思います。