心理カウンセラーになるのに資格は、必要ないのか?

今、現在、国家資格のカウンセラーは、
公認心理師のみであるらしい。

臨床心理士も、民間資格になるようですが、
これは、結構、世の中で認められている資格ですね。
(私は、国家資格だと思っていました。。。)

あとは、産業カウンセラーも民間資格ですが、
世間的には、認められている資格でしょう。

他の民間カウンセラーの資格は、
あってないようなモノと言いますか、
資格自体には、それほど価値がないと思います。

言ってみれば、占い師と同じ類のような気がします。
自分で名乗れば、カウンセラーになることが可能。

資格なし!でもカウン セラーになりたい!じつは簡単に開業可能 https://t.co/idLeHQArOd— 思考の 治療院666 (@3b48For6hcCrT4J) May 6, 2022

今、ネット上でカウンセラーとして、
活躍されている人の多くがその部類ですね。

かと言って、私は、それが悪いとは、
思っていません。本当に役立つモノもあります。

『ナリ心理学って心理 学なの?』
https://t.co/ZIwAVNSEks #アメブロ @ameba_officialより— 思考の治療院666 (@3b48For6hcCrT4J) May 6, 2022

私はナリ心理学を肯定 的に
捉えているのですが否定的な
意見もあるようですね。
まぁ、それも そうかもしれないとは思います。 https://t.co/zXB8Zca9eD— 思考の 治療院666 (@3b48For6hcCrT4J) May 6, 2022

しかし、心の分野を扱う心理学ですが、
その心を弄んで自分の懐を肥やすような、
心理カウンセラーも、それなりにと言いますか、
結構、多くいるようです。

これも行き過ぎれば、規制が、かかるでしょう。

なぜネット上に「野良 カウンセラー」が跋扈するのか――自称可能な肩書が生む、メンタルヘルスの危険性 (Yahoo!ニュース オリジナル 特集)#Yahoo ニュースhttps://t.co/ds64EwKC2o— 思考の 治療院666 (@3b48For6hcCrT4J) May 6, 2022

そのうち、公認心理師の資格を持つ者しか、
心理カウンセラーを名乗れないようになるとか。。。

こうなると、現状の
カウンセラーをやっている人の多くが、
路頭に迷うでしょうし、これから、

カウンセラーになりたい人にも、
かなり厳しい道になります。

しかし、資格を持たないカウンセラーの中にも、
凄い人も、それなりに、いるようなので、
狭き門にしてしまうのも、勿体無いような気もします。

国家資格は、国が認めた資格。

だけど、その資格を持っている人よりも、
知識も経験も豊富なカウンセラー達もいる。

占い師に、凄い人が、いっぱいるように、
民間資格だろうが、無資格だろうが、
凄いカウンセラーも、いっぱいいる。

この境界線が曖昧と言うか、
分からない人には、分からない。

何かしらの線引きは、
必要であると私も思う。

信頼していた人に・・・と言う事や、
カウンセラー自身が責任逃れ出来てしまう所も、
あるような気もします。。。

その類の話も、あちこちで聞きます。

だから、やっぱり、いずれは、
公認心理師の資格を持つ者しか、

心理カウンセラーとしての活動が、
出来なくなるような気がします。

未来的には、かなりの確率で、
そうなっていると思います。

でも、本当の苦労人は、学歴もなかったり、
お金も、なかったりする。そう言う人達が、

中々、治療に繋がらない現状もありますし、
そう言う人の事を解るのは、同じような境遇を
生きて来た人の方が理解度が大きいでしょう。

人格の大部分は、幼少期に形成されると
言いますし、その影響は、両親や、
家庭環境から受けていると言います。

知識だけで凄い人は、役に立たない事も多い。

自分自身が何かに苦しんで治したとか。
茨の道のような人生経験を経験して来たとか。
色んな問題を抱えている人達と関わって来たとか。
人生の中で必然的に人間観察をする機会が多かった人とか。

人生経験の中で、自分の心の動きや、
人の心の動きを必然と観察して来た。

そう言う人達の方がカウンセラーに、
向いているような気がします。

毒親のもとに生まれた人の使命(TOXIC PARENTS). https://t.co/v14a08syKX @YouTubeより— 思考の治療院666 (@3b48For6hcCrT4J) May 6, 2022

大学や大学院で心理学を学んだ。
それはそれで凄いことだと思いますが、

そう言う人の多くは、社会の底辺などを
実際に自分の目で見て体験すると言う機会は、
少なかったのでは?と言う気もします。

学生から、学校の先生と言う職業に就くと、
学校しか知らない大人になると言うことも、
一部では、言われていますが、知識や学歴、

それを最優先で重視していると、
本当に凄い人が埋もれて行ってしまう。

だから、資格重視には、
なって欲しくないですが、

どうしようもない人を排除する為には、
それも仕方がない所かもしれませんね。

しかし、これは、あくまで未来的な話。
しかも、私の予想。現状は、今は、まだ、

誰でも、心理カウンセラーになれる。

それも、資格がなくてもなれる。

それが、問題だと公認心理師が出来た。

この国で「自称心理カ ウンセラー」が乱立する現状はようやく変わるか @gendai_biz https://t.co/pjvYscNK7t #現 代ビジネス— 思考の治療院666 (@3b48For6hcCrT4J) May 6, 2022

だけど、今は、まだ、誰もなれるし名乗れる。
だから、カウンセラーになる人もカウンセリングを
受ける人も、色々と気をつけるべき所は、多い。

トラウマケア専門『こころのえ』相談室の炎上騒動に便乗してみた。

今回は、ツイッターで、
見かけた炎上騒動に、
便乗してみました。

この「こころのえ」さんのブログは、
私も以前から知っていて興味がありました。

電話カウンセリングもされているようですが、
私は、いつか、直接、行って、カウンセリングを
受けたいと思っていました。

私は、電話よりも、相手が、どんな人か、
直接会って、知りたかったのと、
カウンセリングルームの様子なども見てみたかった。

私の家系に自己愛性パーソナリティ障害が、
多かった事を他の記事に書いていますが、

私の爺ちゃん、私の父ちゃん、私の叔父ちゃん。
私の弟。み~んな典型的な自己愛性パーソナリティ障害でした。
(私の弟だけは、治療なしで症状が緩和しました。)

こころのえさんの、
その関連の記事も結構、
読ませて頂きました。

この症状の仕組み。 
ここまで仕組みを
解明出来ている記事を
はじめて見ました。https://t.co/IKiTVzZFbJ— 障害釈迦 (@syougaisyaka) May 1, 2022

私にも、その可能性があるかもしれないし、
幼少期のトラウマは、恐らく今も抱えていると思う。

こころのえさんのサイトではないですが、
何処かで見かけたサイトでは、

自己愛性パーソナリティ障害は、 犯罪を犯していなくても存在が、 犯罪のようなモノとありました。

一言で表現するなら、
本当にそんな感じですよね。

私の家系でも本当に、
紙一重のような事は、
たくさんありました。

大人と子供だから、親と子度だから、
家族だから、身内だから、
表に出ない事も、たくさんありました。

自分一人でやる解毒も大事かもしれませんが、
やっぱり、プロを頼ると言うのも大事だと思うので、

いつか、何処かで、治療を受ける必要も、
あるなぁと思っていました。

その手の色んなサイトを見る中、
「こころのえ相談室」さんが、
いいなぁと思っていました。

トラウマケア専門 こころのえ相談室

なので、ツイッターの炎上騒ぎを知った時に、
本当なのか?と真相を知りたいと思いました。

本当にヤバイ所なら、
未来的であったとしても、
もう、行く必要は、ないからです。

でも、ツイッターやサイトや
レビューなどを拝見しても、
悪い人のようには、見えない。

むしろ、レビューでは、
悪評は、以前から、それなりにありました。
(好評の方が圧倒的に多い。)

しかし、それは、人の心に深く踏み込むが故に、
合う人、合わない人が出るのだろうなと思っていました。

トラウマに深く入り込めば、
怒りが暴発する人だっているでしょう。

今回も、その類なのか、
あるいは、そうではないのか?

私は、疑いも、あるには、あるのですが、
むしろ、「こころのえ相談室」さんの
潔白を証明したい気持ちの方が強いです。

潔白ではなかった時は、私もショックですけど、
それも認めるしかないでしょう。

「こころのえ相談室」さんに行ったこともなければ、
お会いしたこともないですが、今の所、私は、味方。

気になったのは、このツイート。

郡司真子さんのツイートでプチ炎上していますが、マインドコントロールや 性搾取、人権侵害は行っていません。

カウンセラーとして未熟な部分もあり、クライエントさんを傷つけてしまったことはありま すが、そのような関わり方をしたこと深く反省し、今後そのようなことが起きないように気をつけます。— トラウマケア専門『 こころのえ』相談室 (@e98SnMZJchhlqjt) May 1, 2022

類似度判定も一致度判定も「要注意」となっています。 https://t.co/ehem18dDE9 pic.twitter.com/jGYICcRbEx— 北川清一郎(心理オフィスK) (@sofficek) May 1, 2022

【注意喚起】
トラウマ治療専門を標榜した「○○○○○相談室」で被害 者が出ています。ご注意下さい。
Twitterでトラウマのことを書くとフォローしてきます。ケアと称しマインドコントロール、性搾取、 人権侵害の複数の被害者が出ています。— 郡司 真子 Masako GUNJI (@bewizyou1) April 30, 2022

オフィスKさんから、「こころのえ相談室」で書かれているトラウマ関連の文章には他サイトからの剽窃(無断コピペ)が多くあります。

と彼から攻撃を受けましたが、非常にやり方はずさんだったようです。

ホームページは、トラウマにより、神経発達阻害された人の特徴を載せています。 https://t.co/BzmKLCHg4s— トラウマケア専門『こころのえ』相談室 (@e98SnMZJchhlqjt) May 4, 2022

発端は、影響力のある人が、ツイッターで、
取り上げた事のようです。

しかし、それが本当に正しい情報なのか、
今は、まだ、分かりません。

これだけの騒動になると、
こころのえ相談室さんの運営も、
危うくなるかもしれません。

私も、この記事で便乗していますが、
本当に悪質な所が、そうなるのは、
仕方がないですが、そうでないなら、
味方も必要だと思います。

あなたは何千通と積もり積もったものを 送ってきてるし、すぐに消せないですし、 こういうこと言われたときように記録も残します。 あなたがマインドコントロールや性搾取、 人権侵害など言ってくるなら、 私は自分の身を潔白を証明したいから言ってますけどね。

カウンセリングを当日にキャンセルしたり、 お金を返してといってきたり、毎日LINEなど 100通ぐらい送ってきたり私はされているわけです。 日中の予約が入りそうなとこには入れたくないですよね?

これもツイッターのやり取りの一部ですが、
何千通もLINEでメッセージを送るとか、
相談者の方が、かなり病んでいる可能性もある。

いや、むしろ、そう言う方の相手を
日常的にされているお仕事。

今回は、騒動があったので、
こう言うやり取りがあった事が、
表に出ましたが何もなければ、
表に出る事は、なかったでしょう。

被害者と思われる方の方が、
問題である事もあると思います。

かなりの闇を抱えている人が、
カウンセリングを受ける事もあると思う。

でも、自分の手に、
負えそうもない方の相手は、
はじめからしないなどの対策も、
必要かもしれません。

あるいは、他の機関と連携して、
カウンセリングチームを作るとか。

当事者でないので、どちらが悪いとか、
決め付ける事は、出来ませんが、

週刊誌やニュースなどでも一部だけを
切り取って大きく騒ぐと言う事が、
よくあるようです。SNSなどが普及した今は、
一般人でも、そう言う被害を受けやすい時代になりました。

自分が被害者だと思っている方は、
相手が悪い、相手が悪いとやる。

そこばかりを見ていても、
冷静な判断は、出来ないでしょう。

素晴らしい先生です。とても厳しく心があり、 ものすごく本気な方です。これまでどこに 問い合わせても、期待する対応や回答を得られず、 先生のブログをネットで見かけ問い合わせをしたら、 すぐ電話カウンセリングの予約を取ってくださいました。 課題をかかえる大切な人との対話に覚悟がある、 ケアする側の方には非常にオススメです。 私の場合は、時々先生の言葉を思い出して 冷静になることができ、焦ったり不の感情に 流されることがなくなりました。 頼りにできる先生に出会えたので、 つまずくことがあっても先生に聞けばいい、 諦めなくていいんだ、と自信を持つことができています。 良心的な価格設定ですし、多くの人に知ってほしいです。

↑は、実際に利用された一人の方のレビューです。
本当に感謝されている人達もいる。

どちらか片方だけの情報を
信じるのも危険だと思うので、
もう少し様子を見たいと思います。

騒動の件に関して、こころのえさんと、
発端となる方との間で、やり取りをして、
その方から真実ではないデマを拡散させてしまい、
申し訳ないと謝罪があったそうです。

これで一安心?だといいですね。

人格異常・精神異常・危険な引きこもりやニートの実態。

引きこもりやニートの、
世間一般的には、あまり、
知られていない事情があります。

多くの方のイメージでは、
引きこもりやニートの人達は、
性格が根暗だったり、おとなしかったり、
対人恐怖症であったりで、中々、
社会に溶け込めない人達だと思っていると思います。

確かに、それは、そうなのですが、
もっと、危険な一面を秘めている人達も一定数います。

どんな人かと言うと、社会に出すのは、
非常に危険な状態と言う人です。
いわゆる異常者であったり、
危険人物と言うような存在です。

本来であれば、精神病院に、
措置入院させておくのが妥当である人が、
そうならず、放置されたままと言う事もあります。
脅しでもなんでもなく、今、働かずに、
家に引きこもっている人達の中に、
一定数の割合で、そのような人達が存在しています。

家の中で刃物を振り回したりとか、
一日中、喚き散らかして、
地縛霊の憑依か、座敷童の憑依か、
分からないような状態の人もいます。

だから、一般社会に溶け込ませようとすれば、
いつ、突然、キレ出して、何をするかも分からない状態です。
関わってみれば、分かりますが、あまりにも異常です。
(だけど、関わらない方が、身の為であります。)

そのような人は、まず、治療が第一なのですが、
本人や、その家族が、異常者だと思っていなかったり、
過保護すぎて、精神病院に入院させるのは、
可愛そうだと思っていたりするケースもあります。

家族の問題なので、実際にまだ、何も起こしていない間に、
第三者が、どうこうする事も出来ない状態だったりもします。

だから、そのような人は、働かず、家の中で、
親と一緒にいた方が、周囲の人の為でもあり、
安全だと言う一面もあります。

だけど、これも、今の引きこもりや、
ニートの問題点の一つだと思います。
そのような精神状態のままで、
娑婆で生活させておく事は、色々と問題が生じると思います。
そして、本人は、ほっとけば、ますます、
おかしくなる可能性もあります。
そのような者が、やがて事件などを
起こす可能性もあるでしょう。

なので、親が気づかなくても、周囲の何らかの力で、
精神病院に入院させるなどの方法も必要だと思います。

そして、そのような者を放置させている親は、
悪く言えば鈍感であったりします。

だから、異常者だと気づかない。
あるいは、親の前だけで、いい子にしていると言う事もあります。
また、親の知識不足で、どこに相談したらいいかも分からない人もいます。
金銭面などの関係で、無理だと思っている人もいます。

だから、精神異常者と言うのは、早目に発見する事が大事です。
その為には、遅くとも、20歳前までに、
精神異常がないかの検査を徹底して行う必要があると思います。

勿論、それが、間違った判断であっては、ならないのですが、
世の中には、驚くほどに、異常と思われるような人達が、
治療をする事もなく、ニートや引きこもりとして、存在していたりします。
だから、心の問題だからと言って片付けない方がいいでしょう。

昔、悪さをして、後に更生する人もいますが、
本当の異常者と言うのは、そんなレベルではないです。
悪さをしていても、心がある程度、まともな人と、
心の状態が、本当に異常な人がいます。後者の場合は、
今すぐ、精神病院に入院させるのが正しい判断でしょう。

それをしなかったが故に事件になっている事も世の中には、
意外と多くあるのではないか?と私は、思います。

誰かに危害を加えてからでは、手遅れなので、
早い段階で発見できる検査方法が、必要だと思います。

そして、そのような人を預かって更生へと導いたのが、
あの、戸塚ヨットスクールだと思います。
あの学校のやり方が、正しかったか、間違っていたかは、
私には、分かりませんが、

それだけ危険な人達を預かっていたと言うのも、
また、事実であると思います。

すべての引きこもりの人に
当てはまるわけではないと思いますが、
引きこもった時から、時が止まっているような
ケースも多いそうです。20歳で20年引きこもりの場合、
本人は、20歳の感覚のままであるようです。

昔から、このような問題を抱えていた家庭は、
多かったと思いますが、ずーっと蓋をしてきたので、
今、中高年の引きこもり問題と騒がれていたりもします。

合気道の開祖で達人・植芝盛平(うえしばもりへい)さん。

私は、合気道の達人と言えば、
塩田剛三さんだと思っていましたが、
合気道の開祖と言われる、
植芝盛平(うえしばもりへい)と言う方の方が、
塩田剛三さんより、遥かに凄いと言う話を
合気道をやっている方から聞きました。

植芝盛平さんと塩田剛三さんは、
10歳ほど歳が離れていました。
植芝さんが70歳の頃、
塩田さんは60歳。
植芝さんは、塩田さんの師匠でもあったので、
塩田さんも植芝さんの指導を受けていたそうです。

植芝盛平さんが、どれほど、凄い人だったかは、
まず、塩田剛三さんの話からした方が、
分かりやすいと思います。

塩田剛三

塩田剛三さんは、
身長154cm、体重46kgと非常に小柄な体型で、
あんな小さな人が、あんなに強いとは、
信じられないと当時、ケネディ大統領の、
ボディーガードをやっていた身長190で、
体重は、100キロを超えると言う屈強な男が、
塩田剛三さんの力を試してみたら、
あっけなく屈強なボディーガードが、
塩田さんの力でねじ伏せられてしまったと言う話は有名です。

私も、塩田さんの演武の動画などを見た事があります。
あれは、ヤラセだと思われても仕方がないと思いますが、
色んな逸話が、あれは、ヤラセではなく真実であった事を物語っています。

そして、あの強さの秘訣は、何だ?と言う事になった時に、
自然と一体の為せる技と言う結論で、まとめられたりもしています。

塩田剛三さんの名言。
命令してはいけない。威張ってもいけない。
しかし、妥協しても、いけない。
調和すればいい。

殺気だって立ち向かう人は、
宇宙と調和している人には、
勝てないと思います。

そして、こんな逸話もあります。
塩田さんの弟子が、塩田さんに、
合気道で一番、強い技は、何ですか?と質問した。
そしたら、塩田さんは、こう答えた。
「それは、自分を殺しに来た相手と友達になる事だ」と。

だから、やっぱり、強さの秘訣と言うのは、
技もそうですが、心技体と言われるように、
心の器の広さ、強さが、塩田さんをあのような強さにまで
導いたのではないか?と私は、思います。

事実かどうかは、私は、知りませんが、
あの極真空手の大山倍達さんも、
塩田剛三さんには、一目置いていたそうです。

植芝盛平

それでは、本題の植芝盛平さんについてです。
植芝盛平さんは、合気道の開祖の人であります。

塩田さんが、身長154cmで小柄であったと言われていますが、
植芝さんも、身長156㎝と背丈は、低かったそうです。

植芝さんの逸話は、6人、同時に、
25メートルと言う至近距離から、
ピストルの弾を撃ってもらい、
一瞬にして、瞬間移動のような事をして、
ピストルを撃とうした人の後ろに立ち、
ピストルを取り上げたと言う話があります。
その光景を塩田剛三さんも、目の前で見ていたそうです。
塩田さんが、植芝先生に、どうやったのか?と聞いたら、
ピストルの弾も人の動きも、見えると言う事であったそうです。
ピストルの弾は、スローモーションのように見えたらしい。

しかし、人を撃とうと言う気持ちが、まったくなく、
ただ、ただ、当てようする人の弾なら当たるとも言っていたそうです。
だから、植芝先生は、人の心を読む達人でもあったと思います。

それだけに、自分の弟子達には、
「合気道をやる者は、遠くアメリカの心までわからねばならぬ」
と言われたそうです。

晩年、病弱になってからも、
弟子達を軽く投げ飛ばすぐらいの事は、出来たらしい。

植芝先生と言えば、ピストルの弾が当たらなかった事ばかりが、
有名になっていますが、雨にも当たらなかったらしい。
大雨で、演武の舞台が外にある時、先生が、演武を始めたら、
その舞台だけが晴れて、雨に当たらなかったそうです。

雨に濡れない話は、旅行作家の小林正観さんもそうでしたので、
私は、特に驚きませんが、それも、
普通で考えたら、あり得ない事でしょう。
だけど、普段から、宇宙と調和した生き方をしている人には、
そのような現象が日常的に起きるようです。

どの武術でもそうだと思うのですが、
相手は、人であります。だから、人の心がよく分からないと、
本当の意味での、強さは、得られないとも思います。

心技体。心が重要。今の武道は、それを忘れている人が多い気もする。
心技体の達人が、植芝盛平さんや塩田剛三さんであったのでしょう。
だから、今でも、お二人の逸話は、色んな所で語り継がれています。

お二人共、合気道の魅力について、
相手を被害者にも、
加害者にもしない事だと言っています。

それは、心技体の「心」の技。

一番、重要な技だから、
心技体の最初に「心」が、
あるのかもしれません。

しかし、それが出来るのは、お二人のような達人にならないと、
中々、難しい事でもあると思います。

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