まず、私は、閉鎖病棟に、
入った事は、ありません。
しかし、閉鎖病棟に入っていた方や、
閉鎖病棟で働いていた方の話は、
聞いています。入っていた方の話は、
色んな人から聞く機会がありました。
昔の時代だと拘束具を装着され、
身動きが取れないようにされていた、
と言う人もいました。でも、その人曰く、
昔は、すぐに暴れる人だったので、
医者も、そうするしかなかったやろ、
と言っていました。
また、自殺願望がある人なども、
そうせざるを得ないのかもしれません。
今は、時代的に拘束具を
なるべく使わないようには、
なっているようです。
でも、危険性が高い場合は、
やむを得ないのかもしれない。
今は、入院の期間も短くなっている、
傾向は、あるようです。
2週間やら3ヶ月やらで、
退院する人も結構いるらしい。
私は、閉鎖病棟と、
閉鎖病棟の中にある、保護室を
同じだと思っていましたが、
閉鎖病棟と保護室は、違うようです。
私が話を聞いていた人達は、
保護室の話が多かったと思います。
閉鎖病棟は、病棟の入口に、
鍵が掛かる所で保護室は、
各部屋に鍵が掛けられる。
どんな所かと言えば、
刑務所の独房のような所らしいです。
鍵もかかっているので、
中からは、開けられない。
監視カメラで、
監視もされているそうです。
場合によっては、オムツを
履かされる事もあるらしい。
閉鎖病棟の保護室と、
刑務所は、紙一重のような所は、
あるかもしれません。
本当に何かやらかして、
本来は、刑務所に行くべき所を
閉鎖病棟の保護室に入れられた、
と言う人もいました。この場合だと、
本人にとっては、運が良かったと、
言えるのかもしれません。
しかし、医療観察法と言う、
法律の元に観察されるので、
場合によっては、刑務所よりも、
長い期間、入れられる人もいるらしい。
刑務所なら懲役何年と、
期間が決められていますが、
こちらは、社会に出ても、
問題ないと認められるまで、
出られないそうです。
早い人は、早いし、
長い人は、長くいる事になる。
多くの人は、2度と、
閉鎖病棟には、入りたくない、
と言いますが、一人だけ、
私の知人で、また、入りたい、
と言っていた人もいました。
でも、本当に問題がある人。
閉鎖病棟に入った方がよいと、
思われる人ほど、何故か、
医療にさえ繋がっていない事も多い。
そう言う人を事前に、
閉鎖病棟に入れておけば、
犯罪なども減るかもしれない。
逆に、この人は、別に、
閉鎖病棟なんか入らなくても、
いいだろうと思える人が、
結構、入っていたような気もします。
いや、私と出会った時は、
既に症状が緩和していたから、
そう思っただけかもしれませんが。
閉鎖病棟の他に、
開放病棟や一般病棟と、
言われる所がありますが、
こちらは、入院患者が、
精神疾患と言うだけで、
普通の入院患者と同じような、
感じであるらしいです。
開放病棟は、閉鎖病棟と比べたら、
天国のような感じであるそうです。
例えるなら海外の
重犯罪刑務所から、
レベル1の刑務所に、
移動した感じでしょうか?
閉鎖病棟の保護室と、
開放病棟では、それほど、
大きく違うようです。
私も色んな精神障害の人と、
関わりましたが、精神病院に、
入院した経験を持つ人は、
多かったですが、開放病棟しか、
入った事がないと言う人もいました。
法律的に精神病院に入院する際の、
入院費用は、当該精神障害者又は、
その扶養義務者が負担する。
とありますので、この辺で、
障害者年金を貰える人が、
多くなるのかもしれませんね。
入院は、せず、
あるいは、退院してから、
精神病院に通院する人も多いです。
入院している人とは、
まず、関わることがないので、
私が関わっているのは、基本的に、
現在、精神病院に通所している人になります。
入院は、せず、
あるいは、退院してから、
精神病院に通所する人も多いです。
入院している人とは、
まず、関わることがないので、
私が関わっているのは、基本的に、
現在、精神病院に通所している人になります。
精神病院には、デイケアもあって、
そこで、絵を習ったり、ギターを習ったり、
麻雀をやったり、色んな娯楽もあるようです。
デイケアで習った事をそのまま続けて、
かなりの腕前になる人もいますね。