映画やドラマ、漫画などの世界では、
ヤンキーや不良、ヤクザの世界などが結構、
美化されて描かれている事も多い。
リアルな世界の悪人は、
少し離れた距離や、
遠くから見ると、
カッコ良く見えても、
身近にいると、
カッコ悪い事だらけ。
それが多くの悪人の正体。
硬派と呼ばれるような、
カッコイイ悪人は、ほとんど、
いないのが実情であります。
卑怯で卑劣で怠け者だったり、
甘ったれだったり、見た目だけ、
格好だけ、口ばっかり。
大概が、そんなのばっかりのようです。
テレビや映画などで美化された、
カッコイイ悪人は、非常に、少数である。
メディアの影響で、悪人は、
カッコイイなどのイメージを
抱く人達も多いかと思います。
確かに、実際にカッコイイ悪人もいる。
芸能人の宇梶さんだって巨大暴走族の総長だった。
過去に暴走族をやっていた芸能人や、
更生して、ビジネスで成功した人も多い。
それも、また事実でありますが、
みんながみんな、カッコイイ生き方を
してきたわけじゃない。
ずーっと相変わらず、どうしようもないような、
生き方を繰り返している人も多い。
十中八九までは、見た目だけ、恰好だけ。
実際は、心が弱く臆病で、根性もなく、
楽な方に流され、自分に甘いだけ。
こんなのが、やたら多いのが、
実際の悪人の世界であります。
ピンチになれば、真っ先に逃げ出すような輩が、
やたら多いのが、実際の悪人の世界。
カッコイイ悪人が1割と、
カッコ悪い悪人が9割で、
成り立っているような世界。
同じ事をやっているように見えても、
いかにもと言う見た目に見えても、
硬派な悪人とダメ悪人は、
心や精神力が全然違う。
悪人の事を知らない人ほど、
悪人へ対する勝手な先入観で見ている人が多い。
本物の悪人は、本物の優しさを持っていますが、
偽物の悪人は、偽物の優しさで近づいて来る。
テレビや映画などで美化された悪人は、
実際にいると思いますが、悪人の世界でも、
あのような人達は、少数しか存在していなのが実情です。
昔、カメレオンと言う漫画がありましたが、
あの主人公に、矢沢栄作と言うキャラが出てきます。
ヤンキーとか、暴走族とか、ヤクザとか、半グレなど。
それらの人種の殆どの人は、あんな感じであったと思います。
やたら、過去の武勇伝を語る人も、
そんな感じだった人が多いと思う。
ハッタリだけが凄い。そんな輩が多い。
だからこそ、本物の悪人は、カッコ良く、
テレビや映画などにしても、人気が出るのでしょう。
しかし、悪人が、みんなそうだと思うのは、大間違いであります。
大多数の悪人は、どうしようもないダメ人間が多いです。
強きをくじき弱きを助けるどころか、
弱い者には、強く、やたら威張る。
後者の方が圧倒的に多い世界。
何処まで行っても、
弱肉強食の世界。
刑事の方などは、悪人の事をよく知っている。
悪人の弱さを知っている事が多い。
悪人の世界にいた人も、知っている。
しかし、一般人の多くは、知らない人が多い。
学校の先生などでは、まず、分からない人の方が多い。
そこへ、テレビや漫画などで、
美化して描いた悪人の世界は、
ある意味、洗脳かもしれない。
悪人がダメとは、言いませんが、
本当の本当に心が弱い人が多い。
見た目が、いくら強そうに見えようが、
怖そうに見えようが、喧嘩が強かろうが、
メンタルの部分。心が打たれ弱い。
滅茶苦茶に心が弱い。だから楽な方に流される。
性根が腐って、どうしようもない奴もいる。
そして、自分自身にも甘い。
口と態度だけは、凄い。
そんな人が非常に多いのが悪人の世界。
だけど、私は、悪人がダメだと言っているわけではない。
そこで、見たり体験したりして、学ぶ事も多いと思います。
美化して描く悪人の世界があるなら、
カメレオンの漫画みたいに、ダメ悪人の世界を、
もっと、メディアで取り上げてもいいと思う。
美化して描いた悪人の世界も真実かもしれませんが、
弱い悪人が多いというのも真実です。
悪人の中には、頭の中身が幼稚な人も多い。
実際に境界知能や軽度知的の人も、
それなりにいると思います。
悪の誘惑へ流されたとも言えます。
腕っぷしの強さなども、噂だけが一人歩きして、
話が大きくなっている事もあります。
武勇伝の8割と、悪人の8割は、偽物です。
よくケンカで負けた事がない。
そう言う台詞も聞きますが、
大抵の人は、自分より強い奴と、
会っていないだけ。あるいは、
そう言う相手を選んでいただけ。
必ず勝てる相手ばかりを選び、
強いと噂になる奴までいる。
街のヤンキーの大半は、
こんなのばっかりです。
昔の悪さ自慢を語る奴もそう。
身長二メートル。体重120キロ。
ほとんどの喧嘩自慢は、
この体格を前にしたら戦意喪失する。
だから、大概は、
お山の大将や井の中の蛙で、
その中で俺は、強いとか、
喧嘩負けなしと言っているに過ぎない。
悪人の世界は、知れば知るほど、
どうしようもない事が、多いです。
だから、基本的に悪の道は、
邪道であると思っていた方がいいでしょう。
でも、家庭事情等、
仕方がない部分もあった人もいる。
悪人の世界は、どうしようもない奴と、
そうでない人が同じような、
扱いをされている所がある。
昔、悪かった振る男。
これもよくいます。
大概は、中途半端だったり、
実際は、真面目だったり、
あるいは、優等生だったり。
優等生だったなら、
それに自信を持てば、
いいと思うのですが。。。
ヤンキー。ヤクザ。半グレ。
これらの人種の中にも、
境界知能。軽度知的障害。
統合失調症。鬱病。
自己愛性パーソナリティ障害。
反社会性パーソナリティ障害。
これらの人がいるようです。
いや、そう言う人が、
集りやすいのかもしれない。
でも、それは、必ずしも、
悪いわけではなくて、
そこで本物の愛を知ったとか。
そこで本物の家族だと思ったとか。
その世界の住人しか分からない、
良さがあったりもするようです。
昔の時代であれば、
弱気を助け強気を挫くような、
本当の任侠道。本物の極道がいた。
面倒見の良い人達がいたようです。
まぁ、突き詰めると、
毒親育ちが多いと言う、
結論に至るのかもしれません。