触法障害者とは、
罪を犯した障害者、
再犯を繰り返す障害者。
障害者の世界の一部の
話ではありますが、
薬物中毒者や過去に傷害等での
逮捕歴がある方もいます。
そう言う人も触法障害者に、
当てはまるかもしれませんが、
一般的に触法障害者と言う認識を持つ場合は、
もっと、障害の症状が悪化している人を
指しているケースが多いような気がします。
随分前に読んだ本に、
「累犯障害者」と言う本がありますが、
著者の方は、中にいる知的障害者の
受刑者が多くて驚いたそうです。
刑務所の中で「そんな事したら、
刑務所に入れられちやうよ」と、
知的障害者同士の会話があったとか。
彼等は、今、既に、
刑務所に入れられているとの、
自覚がない人もいるようです。
でも、服役すると言う事は、
一応、責任能力は、あったのかな?
責任能力があると判断される場合と、
責任能力がないと判断される場合があるようです。
凶悪犯罪等を犯しても、
責任能力が問われない。
そのような障害者もいます。
責任能力が問われないのですから、
罪を犯しても無罪。刑務所には、
入らず精神病院に入院されます。
(必ずでは、ないようです。)
— 毛🦀@思考の治療院 (@3b48For6hcCrT4J) April 20, 2023
医療観察法と言う法律に基づいて、
適切な処置がされるそうです。
医療観察法は、刑罰的な目的ではなく、
犯罪防止の為に罪を犯した人に、
適切な治療を提供する事が目的であるそうです。
医療観察法による観察期間は、
3年~40年の間で判決によって決定される。
観察期間中は、病院や施設などで、
治療やケアを受ける事が求められる。
治療が終了した場合、裁判所の決定によって、
被観察者は社会復帰する事も出来る。
医療観察法~介護の専門用語集 | 「介護求人ナビ 介護転職お役立ち情報 」 https://t.co/oP4yGssosu #介護求人ナビ
— 毛🦀@思考の治療院 (@3b48For6hcCrT4J) April 20, 2023
触法精神障害者の場合は,責任能力を問わないが医療観察というかたちで, 行動が制限されます.
— Rouen (@Trinity_13) April 20, 2023
性犯罪を犯した知的障害者も,責任能力を問わないのであれば,施設に収容あるいは医療的措置というロジック は成立しそう. https://t.co/r6rSOWmNJh
私も過去に何人か、
そのような人達と関わりがありました。
当時は、私も無知だったので、
精神病院に20年も入院していたと聞けば、
人権問題ではないか?と思ってましたが、
それ相応の理由もあったし、
それ相応の事をやった人達だったようです。
でも、あの時は、無知な事が、
功を奏したと言いますか、余計な、
先入観がない分、普通に接することが、
出来たと思います。それに、20年も、
精神病院に入院していた人達ですから、
問題を起こさないようにと本人が、
気を付けていたようにも思います。
昔の時代だと、
冤罪のような事も、
あったかもしれませんし、
家族の一方的な意見で、
例えば、親に問題があるのに、
子供が悪いなどとされて、
そう言う事があったかもしれません。
私の爺さんも叔父さんも、
本来であれば、一生、
精神病院に入院していても、
おかしくない人だったと思うので、
そのような人と関わる際の
ある程度の免疫もあったと思います。
精神病院に20年入院していた人も、
同じ事ばかりを繰り返し言うとか、
自己愛性パーソナリティ障害の
要素は、ありました。その辺で、
多少なりとも、そう言う人に、
慣れていたのですね。
しかし、20年も入院していると、
ボケたような感じにもなってしまいます。
いや、しかし、叔父さんや、爺さんは、
娑婆にいながらボケていたので、
それが原因では、なかったのかもしれない。
若年認知などもあるようですが、
叔父さんにおいては、30歳の時に、
既にそう言う症状でした。その前は、
どうだったかは、不明です。
本人にとって、
精神病院の20年、娑婆の20年。
どちらが良いのでしょうか?
経験出来る事は、娑婆の方が多い。
治療は、精神病院の方がいいのかな?
叔父さんも爺さんも、
兎に角、関わる人、関わる人から、
メチャクチャに嫌われていました。
そう言った意味で、
周囲の人にとっては、
本人がいない方が良い。
同じ罪でも刑務所に入った方が、
期間は、短い。罪を償わない分、
自由な時間を長く、
奪われたのかもしれない。
医療観察法も一部において、
無意味だとの議論も、
されているそうです。
私も前々から思っていた事ですが、
何か事件を起こした人が精神鑑定の結果で、
どうたらこうたら。いや、事件起こす前に、
精神鑑定しろよと思います。
だけど、今の日本の法律では、
事件を起こした後に精神鑑定。
稀に事件を起こす前に、
精神鑑定が行われる場合もあるそうですが、
本人の同意が必要になる。
事件後であれば、
事件との関係性を調べる為に必要なので、
すべてではないですが、
裁判所から強制出来るそうです。
まぁ、事件を犯していれば、
強制にしろ、任意にしろ、
本人も同意せざるを得ないでしょうけど、
事件前だと本人が拒む事が出来ると言う事ですね。
そして、今は、人権問題などの観点から、
精神病院に長期入院と言う事が、
難しくなって来ているようなので、
一昔前であれば、10年、20年と、
入院されていたであろう人が、すぐに退院する。
それは、逆に周囲の人にとって、よくないのでは?
近年、おかしな事件が増えているのは、
このような事が無関係でもない気がします。
福祉から排除される触法障がい者たち – 武蔵村山市 障がい者グループホーム https://t.co/oXK2zbzBae
— 毛🦀@思考の治療院 (@3b48For6hcCrT4J) July 28, 2024
触法障害者は、元犯罪者と言う事で、
福祉関係の受け入れ先から拒まれる事もある。
それも当然と言えば、当然で、
周りの障害者の方への影響を考えた時に、
悪影響が及ぶ可能性もある。しかし、
彼等を放置しておけば、また、犯罪に、
手を染めるかもしれず、グループホームへの
入居などの支援が重要となってくるようです。