毒親 自己愛性パーソナリティ障害

反社会性パーソナリティ障害と自己愛性パーソナリティ障害の違いは?

更新日:

反社会性パーソナリティ障害の症状を見ると、
私の身内に結構、当てはまるので、

今まで私の身内は、
自己愛性パーソナリティ障害だと思っていましたが、
反社会性パーソナリティ障害だったのか?と疑問を持ちました。

反社会性パーソナリティ障害は、
自己愛性パーソナリティ障害と何が違うのか?

反社会性パーソナリティ障害(ASPD)は、
しばしば「サイコパス」と呼ばれる事があり、
法律や社会規範を破る行動、他人を欺くこと、
冷酷な振る舞い、責任感の欠如などが見られます。

彼等は、自分勝手で、自己中心的であり、
他人の感情や利益を無視します。
ASPDの人々は、犯罪者や社会不適合者として、
認識される事があります。

反社会性パーソナリティ障害は、
社会の規範を破り、他人を欺いたり
権利を侵害したりする事に
罪悪感を持たない障害です。

精神病質、社会病質、
あるいは非社会性パーソナリティ障害とも呼ばれます。
他人を傷つけてもそれを正当化するといった特徴を持つ。

診断するには、少なくとも18歳以上で、
15歳以前にいくつかの素行症の症状が
出現していることなどが要件になります。

う~ん。爺さんや叔父さんに、
ほぼ、すべてが当てはまる。

自分さえよければ、
他の人の事など、
どうでもいいと言う人でしたから。

でも、15歳以前の事は、
私は、何も知らないですからね。

年齢が低い時の素行症が大きく関係しているそうです。

反社会性パーソナリティ障害を発症している人は、
全人口のうち、数%程度と、
言われているそうなので、さすがに、その枠には、
入らないだろうとは、思います。

反社会性パーソナリティ障害は、
私が想像しているよりも、
遥かにヤバい状態なのかもしれません。爺さんや叔父さんよりも、
さらに症状が露骨なのかもしれません。でも、症状的な事などに、
色々と目を通してみると、やっぱり、当てはまるのですよね。

他のパーソナリティ障害と、
混同されやすいそうなので、
診断がない以上は、これだと、
決め付ける事は、出来ません。

仮にそうだったとしても、
爺さんは、他界しているし、
叔父さんも、高齢なので、
今更、調べる必要もないでしょう。

反社会性パーソナリティ障害にしても、
自己愛性パーソナリティ障害にしても、
生まれ育った環境の影響は、大きいそうなので、

子育てが、いかに重要かと言う事ですね。

そのような人格で育てば、
本人だけではなく、
関わる人も迷惑するわけですから。

でも、諸々の家庭事情や背景がありますので、
親も精一杯の子育てだったのかもしれません。

専門機関の心理検査でも、
ある程度の事は、分かるそうなので、
自己愛性パーソナリティ障害や、
反社会性パーソナリティ障害の
疑いがあると思われた場合は、
なるべく早目に連れて行かれるといいでしょう。

とは、言いましても、
パーソナリティ障害の診断は、
18歳以上からでないと出来ないと言われています。

(18歳未満は、まだ人格形成がされていない為)

全国のパーソナリティ障害専門外来のある病院・クリニック一覧

しかし、連れて行くのも、
子供のうちなら手がかからないと思いますが、
大人になってからだと難しいケースも多いと思うので、
そこから専門家に相談と言う事になると思います。

サイコパスとは、違いますが、
サイコパスと似た要素もある事から、
ソシオパスと呼ばれる事もあるそうです。

(サイコパスも診断上は、反社会性パーソナリティ障害に分類されるそうです。)

サイコパスは、脳の一部に、
異常があると言う事が分かったそうですが、
ソシオパスも、脳に異常がある人もいれば、
それがなくても、幼少期の虐待によって、
ソシオパスになる人がいるとの研究データがあるそうです。

だから、幼児虐待は、絶対にあっては、
ならない事なのですよね。だけども、
幼児虐待をする親は、それを当たり前のようにしてしまう。
無意識の間にそうしてしまうのかもしれません。

何らかの形で、そう言う親や家庭の発見と言うのも、
今後、重要になってくると思います。



パーソナリティ障害にも、
幾つか種類がありますので、
症状に当てはまるからと言って、
専門家でないと、その判断は、難しいそうです。

反社会的パーソナリティ障害の症状

  • 反社会性パーソナリティ障害は、人に危害を加える可能性が高い。
  • 自分が加害者であるのに被害者であるような事を言う。
  • 何が起きても相手が悪いとする。相手のせいにする。
  • 薬物依存、アルコール依存、窃盗、詐欺、虚偽、暴力、これらを繰り返す人もいる。幼児虐待。動物虐待。それらも平気でやる。
  • 他人を支配したい。支配出来ないと苛立つ。
  • 平然と嘘をつき他人を操る。他人を利用する。
  • 他者批判を繰り返す。
  • 良心の呵責がない。
  • 自分の自慢話ばかりをする。
  • 騙し。脅し。無関心。無計画。攻撃性。無謀。
  • 道徳心が欠落している。
  • 過去に逮捕歴がある人も多い。
  • 自分の思い通りにならないと、すぐにキレる。
  • 衝動的な行動を取る。後先を考えない。考えれない。
  • 他人に興味がない。だけど、口達者。
  • 仕事が続かない。転職を繰り返す。

自己愛性パーソナリティ障害の症状

自己愛性パーソナリティ障害は、
他者による批判、また恥辱感や敗北感を味わう
失敗に敏感であり、これらを気にしています。

怒りや軽蔑をもって反応したり、
荒々しく反撃したりすることがあります。

または、自尊心を守るために、
引きこもったり、表向きは、
その状況を受け入れたりすることもあります。

-毒親, 自己愛性パーソナリティ障害

error: Content is protected !!

Copyright© 思考の治療院 , 2023 All Rights Reserved Powered by STINGER.