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映画「 記憶にございません 」を観ました。

更新日:

スターシードkuさんが
アメブロの記事の中で紹介されていた
「記憶にございません」と言う映画を観ました。

三谷幸喜監督の作品で中井貴一さん主演。

私は、三谷幸喜さんの作品でパッと思いつく映画は、
「ステキな金縛り」ですね。西田敏行さんが幽霊役で、
裁判が展開すると言うなんとも斬新でバラエティ的な内容でした。

今回の「記憶にございません」は、
冒頭は、中井貴一さんが演じる黒田総理大臣が
病院を抜け出し夜の街を散歩するシーンから。

そして酔っ払いに絡まれながらも真面目に話を聞く総理。
しかし、総理には、記憶がない。自分が誰だかも分からない。

記憶を失う前の総理は、
国民から至上最悪と思われるような
最低な総理大臣であったようです。

唯一、残っているのは、子供時代の記憶。
総理になってからの記憶は、一切ない。

記憶を失くした総理大臣は、
純粋無垢な、いい人になっていました。

面白いのは、記憶を失う前の総理も、
国会で自分の都合の悪い事につていて問われると、
「記憶にございません」と繰り返し言っていたこと。
その時は、勿論、記憶は、あったと思います。

石が当たって、本当に記憶を失った総理は、
TVで自分の数々の悪行を自分で見る事になる。

まるで死後の世界のようですよね。

ただ、まぁ、記憶があるないは、別として、
普段、総理大臣の日常など、
まったく興味がなかったのですが、
映画を観ながら、総理大臣の日常って、
こんな感じで多くの人と関わりながら、
色んな事細かいルールの中で、
スケジュールに詰められた忙しい一日を
過ごされているのでしょうし、良い事でも悪い事でも、
表に出ていない、政治家内部の色んな事があるのでしょうね。

記憶をなくした総理は、一から政治の勉強をはじめる。
政治を教えてくれる適任者もいた。

政治の事を何も知らないことが功を奏したようです。

総理の側近でディーン・フジオカさん演じる井坂さんは、
眼鏡をかけた二枚目。
有能で仕事が出来るタイプですが、
裏の匂いもする。

記憶を失くした総理を逆に利用しようと企てる。
それ以前も総理の奥様に手をかけていたりもしている。
その他にも色々やっているようですが、
総理の役に立っているのも、また事実。

・・・だったのですが、
黒い総理から白い総理に変わった影響で、
井坂さんの心にも変化が芽生えたようです。

しかし、時が経ち、総理が、
井坂さんと自分の奥様が不倫している写真を発見する。

それを分かった上で、総理は、誰を責めるわけでもなく、
本当に国民の幸せを追求した政治を行うようになる。

井坂さんと奥さんの不倫が写真集にスクープされた時も、
井坂さんが責任を感じ辞表を出して辞めようとした時も、
すべては、自分の責任だと謝り、
これからも自分の傍にいて欲しいと伝える。
そして、今まで以上にベストパートナーとなる。

総理は、いつだかに記憶を取り戻していた。
しかし、記憶を失くした総理を演じ続けた。
小池栄子さんが演じる
事務秘書官役に見破られるまでは。。。

何だか色々と感動する
シーンが多かったですね。

理想論や綺麗事で現実問題、
そうは上手く行かないと思うかもしれませんが、
そこを貫き通したからこそ政治を
変えてきた人達もいると思うのですよね。

勿論、汚い政治家だっているでしょう。
恐らくは、黒い誘惑。黒い罠。黒い仕掛けなどの
闇の部分だってあるのでしょう。

政治の世界に幻滅している人は、
政治家にも庶民にも、
たくさんいることだと思います。

だけど、素晴らしい政治家だって、
たくさんいると思います。

映画のように簡単には、
変わらないとは思いますが、
1人が、また1人に影響を与える。
1人の力は、1人ではない。
乗数のように増えて行くものだと思います。

理想論かもしれませんが誠実な政治家。
これからの時代は、そのような政治家が
人や社会を変えていくような気がします。

それは、政治家以外の人にも言えることでしょう。

そして、この映画のように感動する
シナリオが現実世界にも
待っているのかもしれません。

そして、こんな映画を手掛けられる
三谷幸喜監督や、関係者の皆様も、
素晴らしい人達だと思います。

余談ですが、映画ではなく、
現実世界の話で、
ロッキード事件に関する証人喚問の時、
「記憶にございません」と発現した
政治家の方も過去には、いたそうです。

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