日記 障がい者の世界

障がい者を職人に育てる???

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今、一部において、障がい者を
職人に育てる動きが出ているそうです。

例えば、京都の和ろうそくを制作している、中村ローソクと言う会社では、
精神障害のある人を絵師として雇用しているそうです。
(勿論、誰でもいいと言うわけではなく、選んで雇用しているそうです。)
高い値段の、ろうそくでは、一本10万円するものまで作っている会社だそうです。
何年か修行して、それなりに仕事が出来れば、
将来は、独立して、フリーで働く道もあるそうです。

東京にあるジョッゴ株式会社と言う会社では、
オーダーメイドの革製品を作っているそうですが、
精神障害者を革職人として育成しているそうです。

愛知県にある、久遠チョコレートでは、
障がい者をチョコ職人に育てる事も行っているそうです。

また、京都の方でも、知的障がい者を
チョコ職人として育てている会社もあるそうです。

他にも色んな所で、障がい者の方を
職人として育てようとする動きが始まっているようです。

たけど、これらは、今、始まった事ではなく、
一部においては、昔からありました。
例えば、親が家業として商売をやっていたり、
建築職人だったりするケースですね。

軽度の知的障害の人が、
親に付いて仕事をしている事があります。
仕事を覚えるのに一般の人よりは、
時間がかかったりは、するようですが、
それなりに一人前に育っているケースも多いようです。

私が知っている人でも、中学生時代に、
かけ算の九九も、ろくすっぽ出来なかった人が、
親に長い間、付いて仕事をし、今は、もう、
自分で独立しています。

親子と言うのは、マンツーマン指導が出来たりもするので、
普通で考えたら、無理だと思えるような事も可能になっていたりします。

技術も親が残してくれた財産だと思いますし、
色んな知識や能力は、やっていく中で、
後から付いてくるものだと思います。

親は、子供の障害の事をよく知らなくても、
子供の性格などの事は、よく知っているものです。

また、子供の方も親の背中を見て育っているし、
赤の他人に仕事を教わるよりは、親から学んだ方が、
吸収できるモノも多いのだと思います。

だから、場合によっては、障がい者の世界で生きるより、
親の跡を継いで生きて行く道の方が良い事もあるでしょう。

しかし、親亡き後の事も考慮して、親は、子供に、
何らかの形で障害者福祉の世界と接点を持っておく道を
残しておいてやることも親の義務であるような気もします。

勿論、技術向上を努める中で、
障がいなど感じられなくなるような事もあると思いますし、
本当に障がいが消えてしまうような奇跡が起きる事もあるのかもしれません。

このように昔から、障がい者が職人になっているケースと言うのは、あります。

だから、良き指導者の元で、それぞれの性格や障がいなどを考慮した上で、
職人として育てる事は、時間は、かかるかもしれませんが、可能だと思います。

しかし、健常者と同等に扱って教えようとするには、無理もあると思います。
何故なら、いくら昔と比べて、職人の世界が甘くなったとは言え、
やっぱり、職人の世界と言うのは、厳しいものだし、厳しい人も多い。
気が短く、気難しい人も多い。と言う業界です。

それでは、やっぱり、お互いに上手くいかない要素が満載だと思います。

だから、障がい者は、障がい者として、その道を歩んだ方がいいでしょう。

しかし、従来であれば、親から教わる以外で、
障がい者が職人になる道と言うのは、
中々、なかった事だと思うので、このような流れが始まったのは、
いい事だと思います。

思いますが、始まったから、安泰ではなく、
今後も、色々な問題が生じると思います。
だから、それらの問題をクリアして行く事が、
障がい者を職人に育てる支援の壁だと思いますね。

でも、やっぱり、障がい者だからと言う壁は、作らない方がいいでしょう。
周囲が勝手に限界を設定しない方がいいでしょう。

従来の障がい者支援と言う現場では、
支援者側の人が勝手に、出来ないだろう、無理だろうと言うような、
制限をかけていた部分も否めません。

だから、今、非常に良い流れが開きつつあると思います。

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