子供時代に自分が、
親からされて来たこと。
周囲からされて来たこと。
自分がされて嫌だった事、苦痛だった事。
絶対に、あんな事はしないと子供時代に思っていても、
大人になった時、気がついたら、
自分がやっていたと言う事があります。
頭では、してはいけないと分かっていても、
感情の方が暴発してしまうのですね。
それは、無意識的にやっています。
自分が、されて来た事を無意識の間に、
言ったり、やったり、してしまうのです。
これが、負の連鎖ですね。
人格や性格や家庭内の問題。
世の中の出来事などの諸々の事が、
ゲームのぷよぷよのように連鎖しています。
家庭では、親が子供に、
口うるさく、あれこれ言っていたりします。
必要以上に子供に干渉していたりします。
教育現場では、体罰が禁止になって、
学校の先生は、やりづらくなったり、
それを良く思わない大人達も結構いますが、
体罰が、必ずしも正しかったのか?と言う事もあります。
あの頃は、よかったと言う人もいます。
確かに、そのような部分もあるでしょう。
だけども、そうではなかった部分は、なかったのでしょうか?
長い歴史の中で繰り返されて来た事が、
今の教育現場の問題になっているのではないでしょうか?
今、職場などでパワハラなどが問題になったりしますが、
パワハラと言う言葉がなかった時代には、
それが当たり前のように行われていた職業は、たくさんありました。
例えば、私も経験した事がある建設業などもそうですね。
一日中、怒ったり、怒鳴ったりは、当たり前。
人によっては、殴ったり物を投げたりなんて事も、当たり前。
昔は、このような事が、当たり前の業界だったのですね。
今でも、そのような要素は、残っていると思いますが、
今は、現場で怒鳴ったりすると、近所の人から、
怒鳴り声が騒がしい、気分が悪くなるので、
苦痛だとのクレームが入ったりもするようです。
最近は、どうなのか知りませんが、
昔の職人さんは、気難しい人が多かったり、人格的にも、
問題があると思えるおじさん達も多かったです。
それでも、バブリー時代は、結構、稼げたそうなので、
そのような環境でも、よかった部分もあるのかもしれません。
色んな業界で、これと似たり寄ったりの事は、あるのでしょう。
それを厳しい人、厳しい業界と言う一言で片付けてしまっていたりします。
昔からの流れの結果として、
今、パワハラなどの問題が出ているのでしょう。
今、鬱病などで働けなくなった人が増えているのでしょう。
パワハラなどしていなくても、
パワハラだと騒がれたりして、
色々、問題は、あると思いますが、
これも、過去の流れとしての今。
今、それらの事を捨てる時期だから、
これらの問題が露出しているのだと思います。
問題が小さい間は、騒ぎにならない。
大騒ぎになるのは、変える為の流れ。
人も火山のように諸々の事が、
積み重なって噴火する事もあります。
世の中の出来事も、今までの
諸々の事が積み重なって今、噴火しているのでしょう。
時の流れは、川の水が上流から下流に流れるのと似ていると思います。
あらゆるゴミなどが下流の方に流れてきます。
昔からの流れを受け取っているのが今です。
古い時代の流れを断ち切るのが、今です。
だから、昔は、こうだった。ああだった。
それらは、もう、なるべくは、
しない方がいい流れの中にあるような気がします。
勿論、良き部分は、残し、悪き部分は、捨てる。
伝統技術を残す為とか、色々な思いは、あると思いますが、
伝え方は、従来のやり方とは、変えて行く必要があるような気がします。
職場環境、教育現場、家庭内問題など。
今は、誰もが、負の連鎖を断ち切る役目を担っていると思います。
昔と言うのは、過去です。過去の必要ないのに、
必要だと思われていたモノを捨てる時期に来ています。
勿論、長年の流れを今日、明日で、変えられるわけではないですが、
一人一人が、まず、このような事を意識して、
変えて行かなければならない時が、今であるような気がします。
学校の授業でも、国語の時間が終わらなければ、
次の授業である算数の時間に進めません。
今は、過去の流れを受け止め学び、
負の連鎖を終わらせる授業中です。
ある一定数の人が気づけば、
100匹目の猿現象のように、
世の中は、ドーンっと変わると思います。
だから、まずは、私自身が気づく事ですね。
だけど、現実問題として、今、何かを抱えている人は、
やっぱり、現実として、やるべき処置もすると言う事です。
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