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押川剛さんの「なんで隠すの?」を読んでみました。

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精神障害者の人が精神病院に入院する事がありますが、
誰も好き好んで入院する事は、ないと思います。

子育てが面倒だからと言って、
そんな事をするのは、問題外ですが、
親としてやるべき事をやって、
本当に、どうしようもないぐらい手に負えない状態を
抱えている家庭も、世の中には、たくさんあります。

措置入院などの制度もあるようですが、
強制的に入院させる事は、よほどの事がないと
中々、難しいようです。しかし、本当に危険な人物もいて、
家族や周囲が迷惑しているケースも多いそうです。

だけど、そのような人が、みんな、
精神病院に入院しているのか?と言えば、
そうではなく、普通に家の中にいたりする事もあります。

世の中には、そんな人を精神病院に
入れさせる仕事をされている方がいます。

入れさせると言うと語弊があるかもしれませんが、
問題の多い人を治療させるには、家に置いておくのも、
危険すぎる場合があります。だから、本当に、
強制的に入院をさせて治療をさせた方がいいケースもあると思います。
私の身内にも、そんな人がいましたので、よく分かります。
私の身内の人も、いつ凶悪犯罪のような事を犯していたとしても、
不思議ではないぐらい精神状態がよくありませんでした。

だけど、家族の人が、そうしたくても、
本人が嫌がって、精神科を受診する事さえ拒んで、
それすらも出来なかったりする事もあります。
世の中には、そのような問題を抱えている家庭も多いです。

すぐにでも、精神病院に入院させなければ、
ならないような状態の人を精神病院に預ける。
これが、中々、至難の業であったりもしますし、
骨の折れる作業でもあると思います。

だから、そのお手伝いをされているのが、押川剛さんです。
彼は、その道の分野では、かなり有名な方らしいです。

以前、TVのドキュメンタリーなどで
取り上げられた事も影響しているでしょう。

最初は、トキワ警備と言う警備会社の社長をされていましたが、
現在、トキワ警備は、部下に譲り、
押川さんは、本気塾と言う事をされているそうです。
やっている事は、昔から変わらないと言うか、
昔より、進化されていると思います。

昔は、周りに、そんな事を
仕事にしている人も少なかったり、
同業者に無理矢理拘束して病院に搬送すると言う事を
行っていた所も多かったそうで、トキワ警備も、
同じような事だと思われ、
世間一般的には、嫌がる人を無理矢理、
精神病院に入院させるなんて、
ろくでもない会社だと、
随分、叩かれた事もあったそうです。

だけど、問題を抱えている、その家族の方には、
非常に感謝される事も多かったそうです。

世間一般の思いとしては、強制的に
入院などさせない方がいいと言う考え方があるのでしょうけど、
そのような人達は、本当の異常者と関わった事がないのかもしれません。
世間一般の価値観や常識では、とても理解できない状況があったりします。

引きこもりやニートの実態

そのような人を放置する事で犯罪などが、
起きている部分もあるのかもしれない。
異常者のような状態で、10年、20年、
家族の方がどうしたらいいのかも分からず、
放置されているような状況もあったりします。

家族や周囲の安全と言う意味でも、強制入院は、
やっぱり、必要な事だと思いますし、
本人も、そのままの状態では、
まともな生活を歩む事も出来ないでしょう。

だから、押川さんがやっているような仕事は、
世の中に必要な事であると思いますし、
必要だからこそ、今でも、その活動が続いているのでしょう。
そして、同時に、そのような仕事は、
非常に危険を伴う仕事でもあると思います。

押川さんが言うには、近年は、
パーソナリティ障害の人が増えているそうですね。

関連記事
サイコパスと自己愛性人格障害
自己愛性人格障害の遺伝・・・

中高年の引きこもりの人が、
増えていると言う話も聞いた事があります。
精神障害の人が増えている話も有名です。

それぞれの家庭の事情、個人の事情、環境。
時代背景の変化、さらに言えば遺伝子的な問題もあったり、
色んな要素が絡み合い、それぞれの症状も違うでしょうから、
一概には、言えないのですが、
多くの方が知らないような恐ろしいぐらいの
家庭内の闇を抱えている場合もあります。

家族や周囲の人が、誰にも相談出来ずに、
抱え込んでいたり、ひた隠しにしていたり、
あるいは、何処に相談したらいいかさえも、
分からない状況もあったりします。

信じられないような問題を抱えている家庭が、
世の中には、たくさんあります。
そのような家庭では、親御さんが頭を悩まされたりで、
逆に家族の方がノイローゼになったり、
倒れたりなどの問題も起きたりしています。

精神疾患と思われる本人は、勿論、問題があって、
異常者と言うケースが多いのですが、
自分が、まともで周りが悪いと思っているケースも多いので、
それを説得するのも中々、骨の折れる作業だと思います。

だから、とにかく、まずは、
精神病院に入院せざるを得ない状況と言うのがあるのですが、
その精神病院に入院させる事も一筋縄ではいかない事が多いものです。

だから、その家族も大変だと思いますが、
そのような支援の活動をされている
押川剛さんのような人が、今の世の中には、
もっと必要なのかもしれないですね。

だけど、彼のような事を出来る人は、
限られた人になるような気がします。
まず、何より、ハートと体が人並み以上に強くないと無理でしょう。

スピリチュアルな話では、
精神状態が、おかしいと思える、
その人を変えるより、
その人と関わっている、
自分自身を変える事で、
その人の精神状態が良くなると言う話もありますが、
本当の危険人物もいますので、そんな悠長な事を
していられないと言う事情も分かります。

だから、、まずは、
精神病院に入院させる事を
最優先させなければならない
状況と言うのがあると思います。

そんな訳で、今回は、この本を読んでみました。

まず、著者の押川さんは、
九州生まれの九州男児で、
一本筋の通った男だと思いました。

大学へ行く為に東京へ上京したそうですが、
大学を中退してトキワ警備を立ち上げたそうです。
だから、23歳と、かなり若い時期に社長になられたのですね。
その会社が今も続いているとは、凄い事です。

今でこそ、ネットの普及などで、
若者起業家なども結構いますが、
あの時代に、仕事内容も多くの人が、
尻込みしてしまうような内容です。

だから、押川さんは、普通の23歳の人よりも、
かなり大人びた考え方ができ、
人間的な器も、かなり広かったのではないか?
と言う事が想像できます。

押川さんが経営する警備会社の
従業員に精神病の人が出たと言うのが、
押川さんの活動の原点となる、
一番最初の、きっかけになったようです。

そして、色んな経緯があって、
平成8年に、精神障害者移送サービス
と言う事を始められたそうです。

今でこそ、精神障害と言う言葉もよく聞くようになり、
それなりに、理解のある人も増えたように思いますが、
その時代に、そんな事をやっていたとは、
想像を絶するぐらいに大変な事であったと思います。

だけど、需要は、結構あったようで、
平成11年には、移送を専門とする、
警備会社となっていたようです。

保健所を通じて、トキワ警備に
連絡が入る事も多かったそうで、その頃には、
もう、なくてはならない会社になっていたのでしょうね。

また、押川さんの人間観察においては、
私と、結構、似ているなぁとも思いました。
私も、昔の歌舞伎町は、大好きでした。

冒頭にあった、三十年引きこもりの女性の話。
突然、別人のように豹変と言うのは、
私の身内と同じ症状だったと思いますし、
やっぱり、世の中の色んな所で、
このような人を抱えている家庭があるんだなぁと思いました。

そして、引きこもりの人は、
引きこもった時から、
時が止まったまま。
精神年齢も、そこか、
それ以前で止まったまま。
そのようなケースも多いと思います。

だけど、それには、親や周りなど、
何らかのショックを与えるような
きっかけが、あったのかもしれない。
だから、本人だけを責めるのも間違っていると思います。

押川さんも、引きこもりの殆どの原因は、
その家族にあると言います。

それは、恐らく、家族からの
愛情不足と言うものではないか?
と言う事を、この本から感じました。

私の身内の精神疾患の人にしても、
私は、その異常に、早くに気づいていたのですが、
周りは、その後、10年以上も、
気づかないままの状態でありました。

そして、露骨に症状が出始めてから、
慌てふためいていた感じです。

三つ子の魂、百までと言います。
幼少期時代に、実の親や、育ての親からの
愛情を感じる事が少なかったなどの
影響もあるように思います。

家族の無知、無関心なども関係しています。

また、押川さんは、精神疾患の人と、
性の関係は、密接であると言う事を、
この本の中で再三、伝えています。
私は、その辺の事は、よく分かりませんが、
恐らく事実であるのでしょう。

そして、精神疾患の人の多くは、
子供の頃に過度に抑え付けられていた事も多いと言う話も、
私自身の事、私の家族の事などに当てはめてみても、
やっぱり、そうであると思いました。

精神疾患の多くの人は、
子供時代に抑え付けられていた事を
大人になってから、やる傾向にあると
押川さんは、言います。

私は、精神病に遺伝が関係している場合もある事は、
一応、知ってはいましたが、押川さんが言うには、
遺伝子的な遺伝だけでなく、環境的な遺伝もあるとの事です。

遺伝子的な事も、外部である環境などの
誘発によって発病するケースも多いと聞きます。

それは、家庭内に不調和波動が流れていれば、
そこで、暮らしている人達は、大なり、小なり、
その影響を受けるというような事でもあると思います。

また、移送料金は、高額と思われる金額ですが、
仕事内容からしたら妥当であると押川さんは、言います。

しかし、私は、それならそれで、貧乏な家庭の人が、
利用できるように市や国などが移送費を負担する事を
出来るようにするべきではないか?とも思いました。
(もしかしたら、現在は、そうなっているのかもしれませんが。。。)
こればっかりは、押川さんの意思だけでは、
どうにもならない事だと思います。

家庭内に、いつ事件を起しても、
おかしくない人を抱えている状況と言うのがあるわけで、
色んな行政も、もっと、そこに向き合うべきだとも思います。

※追記。私の無知で知らなかったのですが、
措置入院になると、入院した期間の医療費と
食事代の自己負担分は行政が公費として支払うそうです。
また、入院費用においても、高額療養費制度が適用されるケースもあるようです。
詳細は、以下のサイトを参照してください。
こころの救命
しかし、私も、かなり貧乏な家庭で生まれ育ったので、よく分かりますが、
本当の貧困家庭は、このお金さえも捻出する事が難しい。
だから、精神異常者が野放しにされている現状もあると思います。

放置しておけば、未来の犯罪者を
生み出す可能性もあるわけですから、
犯罪を未然に防ぐと言う意味でも、
市や国が、移送費用などを負担しても、
よさそうなものだと私は、個人的に思います。

貧困と言うのも、精神疾患を生み出す一つの理由であると思います。
その貧困を助けろとは、言いませんが、
その家族に手に負えないぐらいの
精神状態が悪化している人がいる場合、
国の力で助けてあげるべきではないか?と思います。

だけども、移送と言うのは、中々、難しい点もあるようです。

押川さんは、家族の方が、移送させようとする人を
厄介払いにしたいだけと言う思いを感じる事も、
非常に多かったと言います。

以前、稲福薫さんの本を読んだ時も、
子供が精神疾患になる理由は、
ほぼ、100%親の責任であると言っていました。
無の精神療法(薬によらない統合失調症の治し方)

自分に責任があって、それを厄介払いにしたいだけとは、
無責任な事であると思いますし、そんな家庭だったから、
精神疾患になったとも言えます。だけど、親も、
自分が、まともで、自分は、間違っていないと思い、
自分の価値観を子供に押し付けていたりもします。

それを知らず知らずの間にやっているから、
中々、気づけないのだと思います。

この本を手に取った最初は、
この程度の内容かと、少しガッカリしたのですが、
読み進めるに従い、吸い込まれるように、
引き込まれるように、読んでいました。

私も大なり、小なり、
この本に登場する精神疾患の人と似たような人、
似たような状況を実際に見たり、関わったりした事もあって、
やっぱり、色んな家庭で、このような事があるんだなぁと思いました。

そして、それを隠している家庭があったり、
誰にも打ち明けられずに悩み苦しんでいる家庭がある。

その家族の方からのSOSに対応しているのが、
押川さんのような活動をされている方なのですね。

だから、警備会社、あるいは、
警察、自衛隊などの方も、
この分野にまで踏み込んで欲しいなぁと言う、
私の個人的な思いがあります。

まぁ、私には、とてもじゃないですが、
無理な仕事だと思うので、押川さんのような
活動をされている方は、尊敬します。

そして、精神疾患の方が暮らしている部屋が、
その本人の心の反映だと言います。

押川さんは、その事をよくご存知であるようですが、
やっぱりと言うべきか、家族の方が、
分かっていないケースが多いようです。

私自身の少ない経験の中で言っても、
引きこもりや、異常者と思える精神疾患の人の
家族の対応が遅すぎる部分があると思います。
まず、気づくのが遅すぎる傾向にあります。

なんで、気づくのが遅いかと言えば、
恐らく、子供と本当に向き合っていないからでしょう。

だから、早期発見、早期治療。

大人になってからだと対応も、
中々、難しく、症状も悪化したりで、
みんなの手に負えない状態になっていたりします。
だけど、それも、家族の無知や無関心などが
そうさせていた部分もあるわけで、
家族の責任でもあるのですね。

小学生ぐらいで、
既に、どうにもならないぐらいの
思考や精神の異常者になっている事があったりもします。
だけど、体も小さいし、子供のわがままで
片付けている事もあります。

その事に、親や教師などが気づかない。
それこそが、周囲の無知や無関心と言うものであります。
その時に、治療した方が治るのも早いでしょう。

時と共に、体も、異常性も大きくなっていきます。
家族の方は、長年、気づかない事の罪で、
大事になってから、あたふたする人が多いのだと思います。

だけど、近未来的には、波動測定などで、
重度の精神異常者などは、早期発見が、
出来るようになる気がします。

精神病なども分かるか、どうかなのか知りませんが、
最近、メタロンと言う波動測定器が注目を浴びています。
気になる方は、グーグルなどの検索エンジンで、
「メタロン 波動測定」で検索してみてください。

措置入院(そちにゅういん)について・・・

中流家庭であれば、いざとなれば、
お金を払って押川さんのような業者に頼める。

しかし、超貧乏家庭では、頼めない。
超貧乏家庭では、金銭面の問題もありますが、
そのような知識が行き届いていなかったりもします。

家庭内がスラム化している所もあります。

料金的なの問題で精神病院に入院させる事を
断念せざるを得ない状態の家庭が、たくさんあります。

だから、貧乏人の家庭こそ、このような
サービスの手が行き届く必要があると思います。

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