人間観察 日記 障がい者の世界

軽度知的障害の症状

更新日:

軽度の知的障害と言いましても、
個人差があります。同じ等級でも個人差があります。
他の障害でもそうですが、その個人差の開きが大きかったりします。

また、知的障害と発達障害は、違います。
知的障害の区分けは、この世界では、

軽度(IQ50以上75以下)
中軽度(IQ35以上50未満)
重度(IQ20以上35未満)
最重度(IQ20未満)

このように分けられています。
軽度であっても、B1、B2(3度、4度)と言う区分けがあります。
軽度の人だと滅多にはいませんが、
稀に大学へ進学する知的障碍者もいます。
だから、IQは、知的障害の判定をする一つの基準ではありますが、
IQだけで判断するのも、間違いだと思います。

だけど、本人も周囲も、本人の能力的な部分や性格的な部分を
中々、把握するのが難しかったりもします。

障がい者の支援者であっても、
勝手に、無理だろう、出来ないだろうと言った先入観で、
まだまだ、伸びしろがあるのに、
気づかぬ間に抑えつけている部分もあったりします。
分かりやすく言えば、ひまわりの花が、どんどん伸びるのに、
勝手に天井を作って、それ以上、伸びなくさせていると言った事を、
知らぬ間に周囲がやっていると言う事があります。

また、逆に、知的障碍者本人も、
出来もしない事を出来ると思い込んでいたり、
怒りっぽかったり、コミニケーション能力はあるのに、
他の事が全然、ダメだったり、その逆だったり、
ある程度の傾向はありますが、個人差があるので、
やっぱり、一人一人の個性、能力を認め、
相手を、よく知らないと間違った捉え方、
間違った指導をしてしまう事もあると思います。

周囲がやらかす一番よくある間違いは、
知的障害だからと言って決めつけてしまう事です。

そして、また、軽度の知的障害であれば、
見た目では、まず、知的障害だと分かりません。
それだけに、知的障害だと認定されず、
長い間、放置されていると言った現状もあり、
その本人は、長い間、生き辛さを感じていたりします。

昔は、今ほど、障がい者の世界の知識もなく、
どちらかと言うと閉鎖的な世界でもあったので、
そのような人の発見が難しかった部分もあります。
今でも、それがなくなったわけではないです。
軽度の知的障害でありながら、本人や周囲が気づかず、
ダメな奴とのレッテルを貼られて生きている人がいたりします。

しかしながら、周囲に良き理解者がいたり、
良き環境があったり、自分に向いた職業に就いていたりで、
軽度の知的障害であっても、本人も周囲も知らないまま、
楽しく幸せに暮らしている事もあると思います。
障がい者の認定を受けていなければ、
それだけ、軽度の知的障害と言うモノは、分かりづらいです。
しかし、見る人が見たら分かります。
(見た目ではなく、行動や言動などで分かります。)

昔は、知的障害を精神遅滞と呼んでいた時期もありました。
いわゆる精神年齢が幼い状態で止まっている。
今でも知能が小中学生レベルで止まっているから、
知的な遅れがあると言う事で知的障害と呼んでいたりもしますが、
その人の良き部分に目を向ければ、
一般の人よりも、優れている部分があったりもします。

だから、船井幸雄さんの長所伸展法ではないですが、
良き部分を認めて伸ばす。悪い部分は、よほどの事がない限り、
治そうとしてなくてもいい。むしろ、認めて伸ばす事によって、
短所がいつの間にか気にならないものなったり治ったりするらしい。

勿論、問題行動が多かったり、
そのような言動が多かったりする場合もありますので、
それについては、その都度、よく話し合う事だと思います。



スポンサーリンク



-人間観察, 日記, 障がい者の世界

Copyright© 思考の治療院 , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.