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職人不足・・・

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今、あちこちで聞くのが、
建築現場で働く職人が不足していると言う声です。

だけども、その一方で、
仕事がないと嘆いている職人も、また多い。

両方とも真実なのでしょうけど、
全体的に見れば、やはり、
職人の数は不足しているのでしょう。

日雇いなどの派遣で人材を補い、
本当の職人と言うのが、恐らく今は、
本当に少ないのであろうと思います。

そして、土方などの日雇いにしても、
今は、経験者しか現場に入れないというような
事情もあったりします。

だけど、未経験者を何年も経験があるように、
偽ると言う事は、昔も今も行われている事でもあります。
これも、改革が必要だと思います。

昔と、今を比べた時に、
昔の新人指導は、厳しかった。
口も出せば手も出したのが、
当たり前の時代でありました。

見習いの間は、一日中、怒鳴られる事は、当たり前。
さらに、殴られ蹴られも、当たり前の世界であったそうです。

スコップで顔を叩かれたとか、
顔にハンマーぶつけられたとか、
そんな話は、履いて捨てるほど聞きました。

今は、人手不足の影響もあってか、
甘くならざるを得ない部分も多いと思う。
だから、昔ほど、職人の世界も厳しくない。

勿論、今でも、昔ながらの厳しさは、
残っている所もあると思いますが、
全体的に見たら、甘くなったと思う。

機械などの発達で、昔ほど、体力的にもキツクない。
人間的にも、昔ほど、乱暴な人は、
ほとんどいなくなったと言ってもいいでしょう。

だから、昔と比べたら、色んな意味で、
職人の世界も、楽になっていると思う。

それなのに、何故、職人不足なのだろうか?
唯一、昔より、悪くなっている事があるとしたら、
給料面は、下がっている事かもしれない。
安全教育の面が厳しくなった事かもしれない。

昔は、体を張れば、金になる時代だと言われた。
今は、体を張っても、金にならないとボヤいてる、
おやじさん達も多いです。

安全教育の面は、やっぱり、安全第一なので、
仕方がないと思いますが、
それに時間を取られすぎと言う事情もある。

そして、魅力を感じなければ、今の若者は、
その世界に飛び込んでこない。
来ても、すぐに辞めていく人達も多い。

だんだん、育った環境も変わっていく。
時代に合わせて指導のあり方や、
魅力の伝え方も変えていかないと
いけないとの声もある。

そして、人手が少なければ、
仕事があっても、色んなシワ寄せが来る。
職人だろうが、新人だろうが、
それに耐えられない人が出てくると
言うような事情もあると思います。

そして、現場は、ずーっと同じではない。
現場は、その都度、変わるのが当たり前の世界。
だから、移動時間が長かったりで、
現場に入ってからは、8時間勤務かもしれませんが、
一日の拘束時間は、12時間とかだったりする。
それは、今も、昔も変わらないと思う。

この辺にも、改善の余地があるのかもしれません。

外で働く事が無理な人は、出来ないと思いますが、
今は、女性の職人も増えているし、
体力的には、ちょっとキツイ工場の作業員と変わらないと思う。
下手したら、工場の作業員の方がキツかったりする。

だから、体力面、人間関係、それらは、
あまり、問題ではないと思う。
それなのに、人が足りないと言うのは、
やっぱり、今までのあり方を変える必要があるのでしょう。

しかし、師弟関係は、
鉄の棒のようなもので、
弟子が師匠に惚れ、
師匠は熱い情熱を持って、
弟子に伝えるから、
鉄の棒に火がついて
伝わる部分があると思う。

情熱がなければ、
ずっと冷めたままの棒になる。

だから、熱い師弟関係も、
やっぱり、何処かで、
残しておく事も必要だと思う。

だけども、人使いが下手なだけで、
大した腕もないのに、
ワーワーワーワーと、
怒鳴ったり怒ったりする事だけが、
一人前の人もいる。

だから、厳しい指導と言っても、
中々、難しい問題なのかもしれない。

そして、今の時代には、
それに耐えられる人も少なく、
時代にマッチしない
指導方法となっているのかもしれない。

また、昔の職人の世界と言うのは、
中学も出てないような人も結構いたそうです。
掛け算の九九は、出来ない。小学生レベルの漢字も読めない。
そんな人も多かったそうですが、そんな人が職人として、
サラリーマンの二倍、三倍の給料を貰っていたそうです。

その当時は、建設業も羽振りが良かったと言う要素もあったのでしょう。
土方をやれば、儲かると言われた時代もありました。
それが、いつしか、今は、男は、
体を張っても稼げないからなぁと言う事を
色んな人から、よく聞いたものです。

厳しい時代に鍛えられた職人さんは、
今の時代の育て方を見て、
甘すぎて面白くないと思っている人もいる事でしょう。

だけど、それも時の流れかもしれませんね。
昔のような厳しさが良かった部分もあるかもしれませんが、
それが反面教師となって、
段々と、甘くなっていった要素もあるかもしれません。

特に今は、職人不足と言われている時代。
若い人は、怒ったら、すぐに辞めて行くと言う事も、
合言葉のように色んな人が言っています。
だから、必然的に、甘くせざるを得ないのでしょう。

それでも、全体から見たら少数かもしれませんが、
昔ながらの厳しさの中で、
やっている人達も、それなりに多いと思います。

全国版建設専門紙の日刊建設工業新聞

一流には、一流の結果がある。。。

職人の世界にいる人に多いのですが、
自分の腕を過信しすぎている事があります。

確かに、それなりの腕をお持ちの方が多いのですが、
それでも、自分を過大評価しすぎている側面があると思います。

本物の一流であるならば、一流の結果が出ていなければならない。

例えば、調理師で腕が超一流だと自負している人が、
貧乏生活をしていたりします。確かに、調理師と言うのは、
雇われの間は、金銭が安い傾向にありますが、
本当に一流であれば、お金がなくても、
店を出してくれて、そこでやってみないか?
と言うような人が現れたり、あるいは、金銭的に良い条件で、
引抜があったりするものだと思います。それらの話が一切来ないのであれば、
それは、自分自身が一流だと思っているだけで、勘違いの一流だと思います。

一流と言うのは、本人が自分で決める事ではなく、
周りの評価によって決められる事だと思います。

そりゃ、素人さんや、その業界の見習いのような人から見れば、
一流に見えるかもしれませんが、長く同じ業界にいる多くの人から
認められてこそ、本物の一流であるような気がします。

調理師に限らず、鳶や大工などのあらゆる職人さんは、
営業マンと違って目に見えた数字が見えずらい。

雇われて働いている間は、それでもいいかもしれませんが、
自分の本当の実力を知らずに独立したりすると、
一年も持たない間に借金だらけになったりもします。

本人は、何故だろう?と苦しんだりしますが、
傍から見れば、やる前から分かっていた事であります。

だから一人前になったつもりでも、
人の意見に耳を傾けると言う、
謙虚さも大切な要素であるような気がします。

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